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【映画:エンド・オブ・ステイツ】シリーズ第3弾 感想~罠に嵌ったマイク・バニング。やはり無双で見応え十分

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今回紹介する映画は エンド・オブ・ステイツ

2019年公開アメリカ製作 監督:リック・ローマン・ウォー

リック・ローマン監督はスタントマン出身で、「ラスト・オブ・モヒカン」「ラスト・アクション・ヒーロー」「リーサル・ウェポン2/炎の約束」等々話題作に出演していました。

2001年に監督デビューし、着々とキャリアを重ね2019年エンド・オブ・ステイツのメガホンを撮ります。また、主演のジェラルド・バトラーと2020年「グリーンランド」でもタッグを組みました。

さ~て今回のストーリーはどうでしょうか…

私は、前2作も面白かったですよ

BD/DVD/デジタル【予告編】『エンド・オブ・ステイツ』4.17リリース / 3.25デジタル配信開始
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キャスト紹介

マイク・バニング:ジェラルド・バトラー、
アラン・トランブル大統領 :モーガン・フリーマン
マーティン・カービー副大統領:ティム・ブレイク・ネルソン
デビッド・ジェントリ:ランス・レディリック
ヘレン・トンプソンFBI捜査官:ジェイダ・ピンケット=スミス
クレイ・バニング:ニック・ノルティ
リア・バニング :パイパー・ペラーボ
ウェイド・ジェニングス :ダニー・ヒューストン
ランス・レディリック~見っけ!「フリンジ」ブロイルズ捜査官だ~と1人で盛り上がっています。 ドラマ「フリンジ」もパラレル・ワールドやフリンジ・サイエンスをテーマにしたJJ・エイブラハム監督のSF作品です。この作品も面白いですよ。
モーガン・フリーマン演じるトランブルは、下院議長(ホワイトハウス)→副大統領(キングダム)→大統領(ステイツ)と出世街道を歩み、今回はテロリストのターゲットになってしまいます。
大統領暗殺計画の企てで罠に嵌ったマイク…
自らの潔白と大統領の暗殺を食い止める事は出来るでしょうか~

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只今こちらの動画配信サイトでご視聴頂けます

(配信は投稿時のものとなります)                               

エンド・オブ・ステイツ:あらすじ~プロローグ

マイク・バニングは、1人戦闘態勢で建物の隙間から外の敵の動きを注視していました。

敵の数は多数。マイクは建物内の移動開始します。

敵もマイクの動きを察知し仲間に知らせます。

マイクは、敵と格闘しながら出口に向かいました。

しかし上空からヘリコプターが常に監視しています。

他の建物へ移動をするマイクですが、ヘリコプターに見つかってしまいます。

そして、敵の人数も増えていきました。

敵を倒しながら屋外へ出たところでマイクの胸に銃弾が~

訓練終了~

この軍事訓練施設はサリエント社が巡航ミサイル製造所を買い取り作ったもので、どんな戦闘シナリオも試せる施設でした。

そしてサイエント社経営者で友人のウェイド・ジェニングスがマイクを誘って軍事訓練を試していたのです。

2人で雑談していると、訓練中マイクに階段から落とされたブルーノが、憤慨してやって来ました。

「本気でやらなきゃ実戦で死ぬぞ」とマイクは返します。

ウェイドがマイクは仲間だと言ってブルーノをなだめました。

ウェイドにはマイクを訓練施設に招待した狙いがありました。

現在のシークレットサービス長官ジェントリーの後任候補にマイクの名前が挙がっていたからです。

経営が苦しいウェイドは、特殊作戦の訓練をサリエント社に委託して欲しいとマイクに頼みます。

そして、マイクはジェントリーに口添えする事を約束しました。

マイクは、ウェイドに家族に紹介したいと伝えます。

ウェイドと別れ、マイクは車に戻ると直ぐに薬を服用します…

マイクは、片頭痛や目まい、不眠症に苦しんでいました。

しかし、その事を妻のリアにさえ報告していません

今、マイクの身体は悲鳴を上げていました…

今度の裏切り者は誰だ!

トランブル大統領の記者会見で、正規軍支援の為民間軍会社への外注を増やす予定では…と記者からの質問で、

トランブル大統領は、すぐさま会見を打ち切ります。

「ここの壁は筒抜けだ」と嘆くトランブル大統領。

誰かが情報をリークしていました。

その後、閣僚を揃えたミーティングが開かれます。

トランブル大統領は選挙公約に民間軍事会社への委託を縮小する事を挙げていました。

それは、1部の人間が戦争で利益を上げるべきではないと考えての事でした。

しかし、カービー副大統領は、兵の半分は外国人で金の為に戦っていると反論します。

誰が記者に情報をリークしたのか…疑惑は残ったままです。

ウェイドがマイクの家へ招待され、一家は楽しい昼食を共に過ごします。

食事も終わり、マイクとウェイドが庭で寛いでいると、マイクが苦しそうな表情をします。

しかし、心配するウェイドにもマイクは体調の事を話しませんでした。

落ち着いたマイクは、シークレットサービス長官の後任の話は受けないと打ち明けます。

ウェイドは、現場で働きたいんだろうとマイクの思いを察し

「俺たちはライオンだ、それは永遠に変わらない」と言います。

マイクは、シークレットサービスへの口添えはすると伝えますが、ウェイドは無理をするなと言って帰っていきました。

翌日、マイクはトランブル大統領の休暇の警護で、ワシントンを離れ湖上の釣りに同行します。

辺りは安全確保の為に厳重警戒態勢を取っていました。

トランブル大統領とマイクはボート上で2人きりになっていました。

「誰も信じられない」とトランブル大統領が吐露すると、続けてシークレットサービス長官にマイクを選ぶと伝えます。

マイクは「全力を尽くします」と答えますが…

トランブル大統領はマイクの心の内を見透かしていました。

そして、よく考えてリアと相談してからでいいと返事を保留にします。

その時、突然マイクに目まいが起こります。

大丈夫ですと答えるマイクですが、トランブル大統領は心配し交代を命じました。

マイクは渋々、マーフィと大統領の警護を交代します。

ところが、マイクが湖岸に戻る途中…多数のドローンが視界に入ります。

そのドローンの群れは、一斉にこっちに向かって飛行していました。

マイクは、急いでボートを旋回しトランブル大統領の元へ向かいます…

今回は民間人への無差別テロはありませんが、ミサイル型ドローンによる背筋の寒くなるような攻撃が始まります。

ある意味で1番怖いです…

いつもの通り!マイクの孤軍奮闘の戦いが始まります。

メンタル強すぎ~

勝手に私見考察

ここからはネタバレを含みます。

エンド・オブシリーズと言えば、見所はアクションです!

ところが、今回のステイツはアクション以上に不器用な男達の生き方や、友情、父子の絆がベースとなって展開されていました。

テーマは、正に男の美学です!

マイクとトランブル大統領

前2作から振り返ると、モーガン・フリーマン演じるトランブル大統領は、テロリストにアッシャー大統領が襲われマイクが無双状態な時、常に正しい判断を下し現場のマイクを信頼し解決へと導いてきました。

今回も彼は正しい判断を下します。

事件は会議室では無く現場で起こっている事を、トランブル大統領は分かっていました(やっぱり古いなぁ)

本作品にも2人の固い信頼関係が描かれています。

側近の発言や状況証拠はすべてマイクには不利でしたが、トランブル大統領はマイクの言葉を信じマイクに現場の指揮を委ねました。

マイクとウェイド

一方でマイクを嵌めたのは旧友だった訳ですが…実は、お互いに強い絆で結ばれていました。

病院襲撃シーンでは、ウェイドはマイクがビルの屋上へ出て来るところを待たずに、ヘリで脱出していれば逃げ切れた可能性があったのですが、彼はヘリコプターに乗り込む事を躊躇します。

マイクが死んでしまったのかと…マイクを待ってしまいます。

このシーンのウェイドの心境をどう捉えるか

ウェイドの本心は、国のためにマイクのように仕事をしたかった!

しかし、事業が失敗しお金の為に悪事に手を染めてしまいます(毎回お金で裏切りますね~)

結局ウェイドは、自分の最期をマイクに託したかったのでしょうか…

或いは、マイクの身を心配しただけなのでしょうか…

マイクはウェイドと格闘の末、急所に一突きで仕留めます…(やはり無双だ~)

そして、ウェイドは「お前でよかった」と最期にマイクに言葉を遺しました…

このシーンは、正に男の生き様を感じます。

マイクとクレイ

今回の作品で初めてマイクの過去が描かれています。

軍人だった父親が家族を捨てた事…

しかし、窮地に陥ったマイクが頼ったのは自分を捨てた父親でした。

ウェイドにも薬の件は打ち明けなかったマイクですが、父親のクレイには話しています。

しかし、この父親がまた強烈なキャラクター!

世捨て人となり、ひっそり山の中で爆弾を仕掛けて暮らすって!(クレイを演じたのがニック・ノルティとは全く分かりませんでした)

極めつけにクレイは、危機を察知しマイク家族を助け出し、息子のピンチをしっかり救ってくれました。

無条件の信頼関係ですね。

ラストには親子でリハビリ通い…ほっこりシーンで終わります。

男の友情、息子と父親…成功者にはなれなかった男のそれぞれの生き様を描いた作品でした。

エンド・オブ・ステイツのヒットもあって、続編をリック・ローマン・ウォー監督が続投し製作される予定でしたが…

何と、ジェラルド・バトラーとスタッフ陣との訴訟問題が発生し、予定の変更があるのではと推測されます…残念ですがgood newsを待ちましょう。

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(配信は投稿時のものとなります)                               

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