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【ドラマ:アレックス・ライダー】あらすじ、キャスト イギリスのスパイドラマシリーズ 

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今回紹介するドラマは アレックス・ライダー シーズン1

2020年イギリス・Eleventh Hour Films製作 配信チャンネル・prime video

全8話(1話45分前後)

原題: Alex Rider

原作:世界で2,000万部以上読まれたイギリスの作家アンソニー・ホロウィッツのスパイ・アクション小説『女王陛下の少年スパイ! アレックス』シリーズの2作目『Point Blanc』

原作者のアンソニー・ホロウィッツは、本作の製作総指揮にも名を連ねています。

そしてドラマシリーズ【アレックス・ライダー】は2022年にシーズン3がリリースされ

また、日本ではU-NEXTで日本語字幕・吹き替え版がシーズン2まで配信、そしてHuluでもシーズン1の配信が始まりました。

シーズン2はこちら↓で紹介しています

スパイ作品と言えば【007シリーズ】のジェームズ・ボンドや

【ミッション・インポッシブル】のイーサン・ハントなどがすぐに思い浮かびますが

今回の主人公は、何と高校生!

そして驚く事に、彼は知らず知らずのうちのスパイとしての英才教育を受けていた…

そんなアレックスを演じるのは、ほぼ無名の新星 オット・ファラント

彼の高い身体能力と演技力で、新たなスパイ・ヒーローが誕生しました。

アンソニー・ホロヴィッツ原作、人気ベストセラー小説「アレックス・ライダー(原題:Alex Rider)」第2弾トレーラー公開!

イギリスのスパイ作品らしく派手な演出は一切しない硬派ぶり

プロフェッショナルで渋~い大人の魅力満載の中

まだ、思春期で情緒不安定なティーンエージャーのアレックスが大活躍するスリラーアクションです。

そして、イケメン好きな私も大満足の作品でした。

オススメ度:★★★★☆ ラストの感動シーンが全く無く、あっさりしたラストで私としては10代の固い友情にウルっとしたかったので★4つです~
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キャスト紹介

アレックスの家族・友人
アレックス・ライダー/オット・ファラント

主人公の高校生 両親亡き後、銀行員の叔父イアンに引き取られ、家政婦のジャックと3人で暮らしています

トム・ハリス/ブレノック・オコナー

アレックスの親友

※オコナーは子役時代にあの『ゲーム・オブ・スローンズ』に出演していました。誰かわかるかな?

ヒントはジョン・スノーを裏切る少年…あの子役です

ジャック・スターブライト/ロンケ・アデコルージョ

大学年6生のライダー家のハウスキーパー アレックスの姉のような存在 

イアン・ライダー/アンドリュー・バカン

アレックスの叔父で銀行員 しかし、イアンの正体は秘密情報部特別作戦局の諜報員でした

※秘密情報部特別作戦局=MI6から派生したイギリスの情報機関

秘密情報部のメンバー
アラン・ブラント/スティーヴン・ディレイン

イギリス秘密情報部特別作戦局の局長でイアンの上司

※イギリスのベテラン俳優のディレインは、髭で分かりづらいですが彼も『ゲーム・オブ・スローンズ』に出演していました。そうです、彼はスタニス・バラシオンです。

ジョーンズ夫人/ ヴィッキー・マクルア

秘密情報部特別作戦局の副部長でアレックスの教育係

ジョン・クロウリー/ エース・バティ

秘密情報部特別作戦局のメンバー

スミザーズ/ ナシャ・ハテンディ

秘密情報部特別作戦局のメンバー

ウルフ/ハワード・チャールズ

特殊空挺部隊(SAS)チームのリーダー

マーティン・ウィルビー/リアム・ギャリガン

秘密情報部特別作戦局のメンバーでイアンの相棒

ポイントブランの関係者
グライフ博士/ ハルク・ビルギナー

ポイントブランの校長

エヴァ・シュテレンボッシュ/ アナ・ウラル

ポイントブランの学生部長

ヤッセン・グレゴロヴィッチ/トーマス・レヴィン

ポイントブランに関わる殺し屋 過去にMI6に排除されたテロ組織の一員

カイラ・ヴァシェンコ=チャオ/マルリ・シウ

ポイントブランの生徒でハッカー

ジェームズ/アールケイヴ

ポイントブランの生徒

あらすじ

アメリカ NY

その日、ロスコープ・メディアの地下駐車場に1台の車が止まりました。

すると運転手の男は、目深に帽子を被り足早に社屋のコンピューター制御室に向かいます。

男は、手慣れた様子でビル内のコンピューターシステムに易々と侵入しました。

そして、ビルのエレベーターをハックしてしまったのです。

その後…

ロスコープ・メディアの社長マイケル・ロスコーがエレベーターから転落死する謎の事件が起こりました。

ロンドン

ごく普通の高校生アレックス・ライダーは、今日も親友のトム・ハリスと冗談を言い合ったりして学校生活を楽しんでいました。

トムの夢は映画監督になることで、今も新作映画のメイキングを撮影すると言ってアレックスを撮り始めます。

ところが、その新作はまだ手つかずの状態で、アレックスは架空のコメントはできない

と言ってトムのカメラを遮りました。

そこでトムは、奥の手を出してきました。

「今夜のパーティーで撮影する案もある。アイーシャも来るんだ」

「マジ?」

アレックスは、アイーシャの名前を聞いて思わず反応してしまいます。

「やっぱりな、予想通り食いついた」

2人は、じゃれ合いながら教室に向かいました。

ところが、古典の授業中も2人はパーティーのことで無駄話を始める始末

トムが思わずポケットからスマホを取り出すや否や先生にスマホを没収されてしまいました。

放課後、2人は学校に誰もいなくなるのを待っていました。

「頼むよ、お前の得意分野だろ」

トムは、アレックスに学校へ侵入してスマホを取り返してほしいのです。

「自分で取り戻せ」

アレックスは断りますが

トムは、またまた奥の手を出します。

スマホを取り戻しパーティーでアイーシャに会うか、2人きりでホラー映画三昧の夜を過ごすのかと…

アレックスは苦笑いを浮かべると

学校に向かって走り出していました。

彼は、軽々と塀をよじ上ると、塀伝いに校舎まで辿り着き

校舎の壁をやすやすと上り簡単に屋上まで到達してしまいました。

そして、あっという間に校舎に侵入してしまいます。

ところが運悪く、外出していた先生達が学校に帰って来ました。

校門の外で見張りをしていたトムは、慌てて通行人からスマホを借りると自分の番号にかけます。

丁度その時、アレックスはクリップを使って先生の引き出しの鍵を開けたところでした。

しかし、引き出しの中は没収されたスマホだらけ…

すると、その中の1台が突然鳴ります。

「逃げろ、逃げろ、逃げろ」

トムは、スマホに向かって叫びました。

それを聞いたアレックスは、一目散に走り出しますが…

「一体、何を考えてる?」

「宿題を忘れた」

「ウソだ」

結局、アレックスとトムは侵入した事がバレてしまい、叔父のイアンが学校に呼び出されてしまったのです。

そしてその結果、2人は楽しみにしていたパーティーにも行けなくなってしまいました。

「冷蔵庫が空っぽだ」

アレックスはイライラしながら冷蔵庫の扉を閉めました。

「叔父さんが怒ってる」

「いつもだ」

「今度は何?」

アレックスは、ハウスキーパーのジャックに夕食の準備をしながら愚痴をこぼしていました。

そして夕食の時間…

イアンは、珍しく夕食を食べながらタブレットでニュースを見ていました。

そのニュースは“マイケル・ロスコーが死亡”とアナウンスされ息子のパーカー・ロスコーが映っています。

「食事中、見るのは禁止じゃ?」

アレックスが咎めました。

するとイアンは、ロスコーは銀行の顧客で仕事だと言います。

アレックスは、画面のパーカーを見ると

「パーカーがスーツ?」

そう言って驚きました。

「知っているのか?」

アレックスがパーカーを知っていたことにイアンは驚いたようです。

そこでアレックスは彼に一本の動画を見せました。

それは、メディアのインタビューに答える父親に目がけ、パーカーがケーキをぶつける悪戯動画でした。

「学校への侵入なんてこれと比べたら話にならない」

アレックスは、パーカーの方が悪ガキだと言わんばかりです。

しかし、イアンは真剣な面持ちで動画を見ていました。

「いつの動画?」

「去年かな。この後、父親はパーカーをどこかに送ったんだ」

「どこかって?」

「更生施設みたいな」

するとイアンは、その施設の名前を知りたがりました。

アレックスは、そこまではわからないが、SNSにフランスと書かれていたとイアンに伝えます。

夕食後、イアンはさっそくパーカーのSNSを調べてみました。

するとそこには…

“場所はポイントブラン”

と書かれています

それを見たイアンは、メモを取ると誰かに電話をかけます…

そしてこの後、イアンは外出したまま二度と戻ってくることはありませんでした。

イアンは事故死したとアレックスに伝えられますが

アレックスはイアンの死に強い疑念を抱きます。

そして、アレックスはイアンの死の真相を突き止めることを誓うのです…

続きは本編で!

2006年の映画【アレックス・ライダー ストームブレイカー】も紹介しています

勝手に私見考察

ここからはネタバレを含みます

原作は2023年秋に新作『ナイトシェードリベンジ』を出版することが発表されていますので、

まだまだこれからが楽しみなシリーズになるのではないでしょうか。

個人的にイギリスのドラマが一番好きなので、この【アレックス・ライダー】もとても面白かったです。

とにかく、ストーリーが深くて私の想像の上をいく展開でした。

ただ、敵役の設定は相変わらずヒトラー(本当にイギリスはナチスが大っ嫌いです)に関係していたり、おまけに今回は毛沢東、スターリンと独裁思想に洗脳された博士でした。

う~む…この作品は2020年のもの、その頃からイギリスはこれらの国をプロパガンダしてたのか?

おまけに、その博士の研究内容には背筋が凍りつきます。

将来的に可能なんじゃないかな…

と不安に感じる一面も

そして、そんな怖~い組織をやっつけるのが高校生スパイのアレックス

そんな彼をスパイにさせざる負えない秘密情報部という設定ですが…

特に強面で笑顔の全くない秘密情報部のメンバーが、アレックスを必死で守りながらのポイントブランク侵入作戦は、同年代の子を持つ立場からジワリました。

特にウルフ!

冷徹な中にアレックスを守ろうとする男気が伝わって良かったです。

おまけにもう一つ

アレックスの親友トムの夢は映画監督のようですが、作中で彼は「クロサワ」や「7人のサムライ」の話をしたり日本語Tシャツを着るなど親日の設定でした。

でも当初は日本のアニオタの設定だったそうです

チョット嬉しい一幕でした。

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