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【映画:リトル・モンスターズ】あらすじ、感想 ハートフルなスプラッター・ゾンビMOVIE

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今回紹介する映画は 【リトル・モンスターズ】

2020年日本公開 米英豪合作 監督、脚本:エイブ・フォーサイス

ゾンビ映画というよりも…ゾンビはあくまで脇役で、子供達を命懸けで守り抜く事を通し、クズな男が成長して行く…ホラー+ハートフル・ラブコメ作品です。

エイブ・フォーサイス監督

フォーサイス監督は、オーストラリアの監督で2005年のクロヌラ暴動から影響を受けて脚本・監督したブラックコメディ【ダウンアンダー】や【リトル・モンスターズ】は彼の代表作です。

また、俳優としても活動をしていて、2003年の映画【ネッド】や【コンピュータボーイズ】と呼ばれるマトリックスのパロディ作品の主演・監督も務めマルチに活躍しています。

Little Monsters – Meet Teddy McGiggles (Theatrical Event) • A Hulu Original Film
キャスト紹介

主演のルピタ・ニョンゴは、2013年【それでも夜は明ける】でアカデミー賞の助演女優賞を始め世界各国の映画賞で高い評価を受けました。

その後も【スター・ウォーズ】シリーズ【ブラックパンサー】【アス】等に出演し、現在も注目度の高い俳優の1人ではないでしょうか。

オードリー・キャロライン:ルピタ・ニョンゴ

フェリックスの担任の先生。ウクレレでテイラースイフトを歌ったりしてくれます。

子供達を一番大切に考え、体を張ってゾンビから子供たちを守る強い女性。

デヴィッド・アンダーソン:アレクサンダー・イングランド

自称ミュージシャン。9年付き合ったサラとはケンカばかり繰り返し、挙句に浮気をされ失恋をしてしまいます。

母親替わりの姉の家へ転がり込み、5歳の甥フェニックスにゾンビの射撃ゲームをさせたり真夜中に起こしサラへのプロポーズに協力させる等教育上問題のある行動ばかりとる無責任なクズ男

フェリックスの担任キャロラインに一目惚れしてしまいます。

テディ・マッギグル(ネイサン・シュナイダー):ジョシュ・ギャッド

子供達から絶大な人気を誇る人気子供番組の司会者。フェリックス達の遠足の目的地“プレサント・バレー牧場”に撮影で訪れていました。

フェリックス:ディーゼル・ラ・トラッカ

デヴィッドの5歳の甥でテスの息子。アレルギー体質でかなり食事のコントロールが必要(フェリックスは兎に角可愛かった~)

テス:キャット・スチュワート

デヴィッドの姉で看護師。息子フェリックスを体外受精で出産したシングルマザー。

デヴィッドの事も母親に変わって面倒を見て来た優しい姉でした。

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あらすじ

遠足の当日、あいにくの雨とバスが故障をしてしまいました。バスの修理の間、担任のオードリーはテイラー・スゥイフトの「シェイク・イット・オフ」を歌って子供達を盛り上げました。

子供達に”もっと歌って”とせがまれたオードリーは、フェリックスの叔父のデヴィッドを紹介して歌ってもらう事にしますが…

過激すぎるヘビメタに、子供達は耳を塞ぎオードリーが演奏を遮りました。

その時、バスの修理が終わりいよいよ“プレサント・バレー牧場”へ出発します。

目的地“プレサント・バレー牧場”に隣接している“アメリカ陸軍 試験施設”では、ある実験が行われていました。

しかしその日、軍施設で異常事態が発生してしまいます。

施設内で大規模な違反が起きていました…

そして、その問題は施設外にも及んでしまいます。

勝手に私見考察

ここからはネタバレも含みます。

前半の20分くらいまで、嫌という程デヴィッドのクズっぷりが描かれています(胸糞の連続です。ご注意下さい)

デビッドの対極に、オードリーの懸命に子供達をゾンビから守り抜く姿と子供達の純粋無垢な姿を置いて描いています。

そんなオードリーに好意を寄せるデビッドは、ゾンビから子供達を守る中で、大人の責任感とは…優しさ、思いやりとは…

自分に欠けていたものに気づき、何時しか命懸けで子供達の為に行動を起こしていました。

この変貌を、デヴィッド役のイングランドは実に上手く演じ分けていました。

また、デビッドに負けず劣らずクズな男テディ・マッギグルを“アナ雪のオラフ”でお馴染みジョシュ・ギャッドが演じています。

ギャッドは、近年では【僕のワンダフル・ジャーニー】や【アングリーバード2】など声優での活躍が目立ちますが【ピクセル】や【ラブ & ドラッグ】でみせた強烈なキャラクターも私の好きな役でした。

【リトル・モンスターズ】は、ホラー映画には位置づけしにくい程子供達が可愛いいし、ゾンビ退治はあっけなかったですがB級映画っぽさをルピタ・ニョンゴの存在感で見事に消していました。

遠足の出発時には、オードリーの黄色のワンピースがとても素敵でしたが、ゾンビとの戦いで血まみれになった姿は、残酷なシーンの変わりに十分なスプラッター効果を発揮していました。

ハートフル・ラブコメとして観るには十分楽しめるのではないでしょうか。

しかし、下ネタが酷いので家族で楽しむには如何かな?

お子様にはR指定な作品でした。

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