今回紹介するドラマは アンという名の少女
はじめに
日本では1969年 – 2009年にかけてフジテレビにて“世界名作劇場”(当時はカルピスまんが劇場)で
数々の名作がアニメ化され1年間にわたり放送されていました。
この番組が当時の子供たちの人気番組だったことは、
子供だった私が断言できます。
そして、『赤毛のアン』は1979年に放送され日本中で親しまれました。
アニメから興味を抱いた私は、原作『赤毛のアン』『アンの青春』を
読んだことを覚えていますし
1985年のミーガン・フォローズ版『赤毛のアン』シリーズは大好きな作品!
そんな私が
このドラマをどれほど期待していたか…
おわかりいただけますか?
確かに…シーズン1までは
まだ…楽しめた。首をかしげるシーンが多々ありながら…
アンらしく感涙させる箇所の掴みはOKでした。
しかし、シーズン2からは、観るのも苦痛を覚えるほどのプロパガンダ!
アンやギルバートにそんな事させるな~と怒りを覚えたほど…
酷い脚本でした。
しかも…モンゴメリーの母国カナダで制作しているという悲劇。
ただ、キャスティングが良かっただけに残念で仕方ない。マシューがイケオジでしたが
このキャストで本来の『赤毛のアン』が観たかったな~
概要
2017年3月にカナダのTV局CBCで初放送され、
同年5月12日にはNetflixで海外配信が開始。
2017年8月にシーズン2、2018年8月にシーズン3の制作が決定。
しかし、2019年シーズン3の配信直後、CBCとNetflixはシリーズの打ち切りを発表。
なので…このドラマシリーズは実に中途半端に終わっています。
まあ、あれじゃ~ね~
では、どんな人が制作脚本に係わったのか
制作、脚本、製作総指揮:モイラ・ウォーリー=ベケット
ベケットは『ブレイキング・バッド』の脚本家として有名です。
この作品も初めは面白かったけど…途中で飽きたな~
しかも…彼女は主人公のアンをフェミニストであると述べています。
自分のイデオロギーで原作を変換しちゃってる
そしてもう1人
プロデューサーの1人に名を連ねるミランダ・デ・ペンシエ
ペンシエは、あの1985年のテレビ映画『赤毛のアン』とその続編で
ジョージー・パイ役を演じています!
しかし…1985年のミーガン・フォローズ版は完全版と言われる名作
その出演者が…
原作へのリスペクトどころか愚弄しているかのような作品を制作するなんて…
原題:Anne with an E
- シーズン1:2017年 全7話(88分~44分)
- シーズン2:2018年 全10話(43分~45分)
- シーズン3:2019年 全10話(44分)
原作:カナダの作家 L・M・モンゴメリの1908年の児童文学の古典『赤毛のアン』
Netflixのリメイク作品に共感できない
Netflixのオリジナル作品には、
何作もリメイク作品があるのだが…
特に歴史ものの酷さには溜息しかでない。
私の大好きなジェーン・オースティン作品『説得』も酷いものでした~
原作の意図を完全無視した脚本で、余りにも空虚な内容に苦痛で仕方なかった!
また、どれだけ酷いのか!ブログに書いてみようかな…
しかも!2作品とも主人公がアンだとは
そして『アンという名の少女』も同様、
現代の意識高い系?による
傲慢なほどの歴史歪曲、価値観の押し付け
たしか、アンの代わりの手伝いの男の子は黒人の青年で
フランス人ではなかったし、
別の先住民の問題を無理矢理ねじ込んで惨事だ
しかもLGBTQを描きたいためにフリップ先生をあんな展開に…
全くもって、客観的事実よりも制作側のイデオロギーを詰め込み過ぎて、
かえって、欺瞞的で空虚な失敗作になってしまった。
観ていて辟易するものばかり
Netflixもどこかで軌道修正を図らないと後悔する事になるんじゃないかな…
キャスト紹介
アンを演じたマクナルティは、原作のアンのイメージに一番似ているのではないかな。
| アン・シャーリー/エイミーベス・マクナルティ | 想像力豊かで、おしゃべりな赤毛の孤児 手違いでマシューとマリラ・カスバート姉弟のもとに 引き取られグリーンゲイブルズにやって来る 幼少期は孤児院や里親家庭を転々とさせられ、イジメや幼い子供たちの世話をさせられるという辛い日々を送っていた |
| マリラ・カスバート/ジェラルディン・ジェームズ | マシューの姉で厳格だが公正な女性 ユーモアのセンスを垣間見せる アンを引き取ってからの彼女の人生は一転、驚きや戸惑いながらも、次第にアンの活発さと喜びに惹かれていく |
| マシュー・カスバート/RH トムソン | マリラの弟で、内気で優しい性格 アンに最初から好意を抱き、二人はすぐに親友になる アンに無条件の愛を示した最初の人物 アンの養育はマリラが主な責任を負っているものの、マシューはアンを甘やかし、可愛い服や素敵な靴を買ってあげることに何の躊躇もない |
| ダイアナ・バリ/ダリラ・ベラ | グリーンゲイブルズの隣人でアンの親友であり、魂の友 アンは、黒髪で完璧な肌を持ち、人当たりの良いダイアナの美しさに憧れている |
| ギルバート・ブライス/ルーカス・ジェイド・ズマン | ハンサムで頭が良く、女子生徒の憧れの存在 アンのライバル アンの赤毛を揶揄って以来、何度も謝罪を試みるが、 アンはギルバートを許そうとしない |
| レイチェル・リンド/コリン・コスロ | マシューとマリラの隣人 おせっかいな性格だが、慈善心も持ち合わせている 率直な物言いでアンを批判したため険悪な出会いをする 夫のトーマスの間に10人の子供がいる |
| ジェリー・ベイナード/ アイメリック・ジェット・モンタズ | アンが女の子だった為、代わりに雇われたフランス人の少年 |
| ルビー・ギリス/カイラ・マシューズ | アンの友人の一人 自宅が火事で焼失した際、一時期グリーンゲイブルズに預けられアンと親しくなる ギルバートに片想いをしている |
| ジョージー・パイ/ミランダ・マッキオン | クラスメートの中で、概して嫌われている アンに対して敵対心を露わにする |
| ビリー・アンドリュース/クリスチャン・マーティン | クラスのいじめっ子 特にコールとアンを標的にする |
| セバスチャン(バッシュ)ラクロワ/ ダルマー・アブゼイド | ギルバートが船員として働いている時の友人 後にギルバートの農場の共同経営者になる トリニダード島出身の黒人男性 |
| コール・マッケンジー/ コーリー・グリューター=アンドリュー | 絵の好きなクラスメイト ビリーからイジメられている同性愛の少年 |
| テディ・フィリップス先生/ スティーブン・トレイシー | アンの最初の担任教師で、生徒たちから嫌われている 年上の生徒であるプリシー・アンドリュースと 親しい関係と噂される コールに厳しく接する |
| ミュリエル・ステイシー先生/ジョアンナ・ダグラス | フィリップス先生の後任で都会的な女性 温かく思いやりのある性格で生徒たちに好かれる一方、アボンリーの古風な親の中には彼女の指導法に反対する者もいる アンにとってもう一人の「魂の友」の存在で彼女をとても慕っている |
あらすじ 第1話 運命は自分で決める(88分)
※あらすじにチョイチョイコメントを入れています
プリンスエドワード島のアボンリー村
グリーンゲーブルズ屋敷に住む農家のカスバート家には
老境を迎えつつあるマリラとマシューの姉弟が住んでいた。
その日、マシューは馬に乗り浜辺をギャロップで走っていった。
農家の人間が馬に直接は乗らないし、アボンリー周辺にそのような浜辺はなく
おまけにマシューがこんなに達者なはずがない
姉のマリラは、テーブルに食器を並べ丹念に食事の準備をしている。
玄関テラスでは、マシューが唯一のスーツに着替え靴を磨いていた。
「急いで 汽車が着きますよ」
マリラは、マシューを急かすと1つ溜息を吐いて続けた
「不安はあるけど 引き返せないわ
最善を望むしかない
こちらの希望どおり 従順な男の子が来るといいけど
無愛想な子や怠け者だったら一緒には暮らせない」
本来ならばマシューが兄でマリラが妹…
しかも、マシューはイケオジではなく髭を生やしボサボサの髪に極度の人見知りなのだが
マリラは心配事を払拭するかのように話し続けている。
「あんたを手伝ってくれれば他人を雇うよりいい
早く食事にしましょ」
テーブルに食事の準備が整い、マシューも磨き終えた靴の紐を締めた。
しかし、マシューの顔には不安の色が浮かんでいる。
「マシュー どうしたの?食前の手洗いを忘れるなんて」
マシューは、マリラに指摘され慌ててポットの水で手を洗った。
「今さら尻込みしないで あんたの望んだことです 私も納得してる」
マリラはきっぱりと付け加えた。
手を洗い終えたマシューがテーブルに着く。
「食べたら行くのでしょう?」
「そうだ」
マシューが小さく答えた。
「レイチェルが来るわね ウワサの種には飛びつくタチだもの」
マリラは、今から隣人が何を言うのか
想像に難くなく憂鬱な気分になった。
そして、マシューは落ち着かずパンをいじくり回すばかりで
食欲もわかない様子だ…
続きは本編で!
只今こちらの動画配信サイトでご視聴頂けます
(配信は投稿時のものとなります)
それでも、シーズン1はまだマシだった!
勝手に私見考察
共感できない理由はここ!
この脚本が何故、共感できないのか!
まず、下記Wikipediaにあるような暗いテーマを複数取り上げるがあまり、
ストーリーに一貫性がなくチグハグで物語全体に現実味が全くない。
しかも、それらの数々の問題にアンが関わりリーダー的存在になって活躍するのだが…
余りに空虚で独善的に見えてしまう。
全くの絵空事で共感なんてできるわけない!
キャラ・舞台設定は著名な原作を借りているとはいえ、過去の映像化作品と比べてオリジナル要素として暗いテーマ・ストーリーが描かれる。アイデンティティ、偏見、いじめ、アウトサイダー、受容、人種差別、同性愛、先住民迫害、女性の自立などの現代的なテーマが追及され、新たな登場人物とストーリーが追加されている 参考:Wikipedia
何故『赤毛のアン』が世界中で愛されるベストセラーなのか…
孤児で不遇な少女アンが
初めて安心できる環境の元、
それも独身の兄妹
数々の失敗の連続でも諦めず、
周りの人々と愛と絆を育み
自分の人生を掴む物語であり
その彼女のエネルギーが次第にアボンリーの人々にも活気を与えていく。
その温かい物語を…
偏狭なフェミニズムだとか
LGBTQやらのマクロな視点で描いたため
台無しにしてしまっている。
ギルバート、コール、セバスチャン、他にも色々…
酷すぎる展開でしかも原作には登場しないキャラも盛沢山
モンゴメリーに謝罪しろ!
本作とは逆に駄作オリジナルを魔脚本したラブロマンスはこちら↓


