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【映画:エンドレス・ラブ】あらすじ キャスト 1981年の純愛ラブストーリーのリメイク版

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今回紹介する映画は エンドレス・ラブ〜17歳の止められない純愛

2014年アメリカ製作 監督・脚本:シャナ・フェステ

原題:Endless Love 上映時間:104分

原作:スコット・スペンサーの200万部以上売り上げた1979年の同名小説

1981年のオリジナル版とは…

アラフィフ以上の皆さんならご存じと思いますが

1981年に公開された【エンドレス・ラブ】は、正にブルック・シールズを世界のトップアイドル女優に押し上げた大ヒット作品。

おまけに、作品以上に大ヒットしたダイアナ・ロス&ライオネル・リッチーが歌う『 Endless Love』は、アカデミー主題歌賞にノミネートされ、この年最大のヒット曲になりました。

 出典:ALLCINEMA

ところが、センセーショナルな話題で有名なオリジナル版と2014年のリメイク版では、全くと言っていいほどストーリーが違っていました。

1981年のオリジナル版は

何と、あの第2回ゴールデンラズベリー賞で、7部門でノミネートされるほどの作品!

つまり、駄作と酷評されたんです。

そうなんです!

この作品は、ただただブルック・シールズの美しさと主題歌の大ヒットのお陰で話題になった作品だったわけです。

リメイク版は如何に…

それでは、リメイク版はどうでしょう…

Endless Love – Trailer

息子の死を受け入れられない父親

その娘ジェイドも心を閉ざしてしまい、4年間の高校生活では1人の友人も出来ませんでした。

ところが、そんなジェイドに

高校卒業と同時に人生を一変させるような運命的な出会いが待っていました…

オリジナル版とは違い家族の絆や父親のあり方といったヒューマンドラマに加え

エンドレス・ラブ(永遠の愛)の純愛をちゃんと描き結末も全く別なものになっていました。

おススメ度:★★★☆☆ しかし、当時24歳のアレックス・ペティファーが大人の魅力満載過ぎて、さすがに17歳の恋人同士は無理スジです!
 

そんなペティファーが16歳の頃の主演作品がこちら↓

もう1つ!ペティファーが悪役を演じた作品↓

我ながら…アレックス・ペティファー推しか?

と思えるほどブログで紹介していましたね~

いやはや…イケメンにホント弱っ!

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キャスト紹介

デビッド・エリオット /アレックス・ペティファー

ジェイドに片想いをしている主人公 幼い頃母親が男と駆け落ちしシングルファザーの貧しい家庭で育ちます。

 

ジェイド・バターフィールド /ガブリエラ・ワイルド

裕福な家庭で育ちますが、兄の死をキッカケに心を閉ざしてしまい、4年間の高校生活で友人も作らず医師を目指して読書に没頭していました。

 

ヒュー・バターフィールド/ ブルース・グリーンウッド

ジェイドの父親 息子の死を受け入れられず子供たちに厳しく接するようになってしまいました。

 

アン・バターフィールド /ジョエリー・リチャードソン

ジェイドの母親 夫のヒューを支えながら優しく子供たちを見守っています。

 

ハリー・エリオット /ロバート・パトリック

デビッドの父親 男手1つデビッドを育てながら整備工場を経営しています。

※T2のT1000ですよ!わかりましたか?

 

キース・バターフィールド /リース・ウェイクフィールド

ジェイドの兄 父親のヒューから亡くなった長男と常に比較され辛い思いをしています。

 

あらすじ

どこまでも晴天の広がる卒業式シーズンのある日

地元の高校では卒業式のフィナーレを迎えていました。

卒業生デビッド・エリオットは

密かに想いを寄せているジェイドを目に焼き付けていました。

『少女がいた 大勢に囲まれ 美しい少女が 兄のクリスを亡くし彼女は孤独だった 家族とだけ時間を過ごすか読書に没頭した 彼女と話す機会を僕は待ったがその機会はなかった 卒業と共に皆は彼女を忘れる 存在を消すかのように だが僕は違う 彼女は知らないが僕らの未来を感じた』

「ジェイド・バターフィールド」

揶揄うようにデビッドの肩へ手を回したのは、デビッドの悪友メイスです。

「4年間話しかけずか」

メイスは、人気者のデビッドが声すらかけなかったコトが信じられません。

「誰も話しかけない」

デビッドが答えました。

「まあな 冷たい女王だしリアルじゃない」

その時、ジェイドがデビッドの視線に気が付き、2人の視線が合ったのです。

「そうかな?」

デビッドは、ジェイドを見つめたままメイスに言います。

「アホか 美人でセレブだ 諦めろ 現実を知れ」

メイスは、そう言ってデビッドの肩を叩いて会場を後にしました。

デビッドもジェイドとの別れを惜しみながらメイスのあとに続いて行きます。

“クリス・バターフィールドを偲んで”

キース・バターフィールドは、卒業式で汚された兄のプレートの汚れを手で払っています。

「笑われるよな」

妹のジェイドに気づいたキースは照れた様子で言いました。

「ステキよ」

そして、ジェイドも一緒になって汚れを払います。

「さあ、パパと幸せな家族写真を」

ジェイドがキースに声をかけると

「うちって幸福か?」

キースが思わず本音を漏らしてしまいます。

笑いながら2人が両親の元へ向かう途中、

思いがけずジェイドは同級生から声をかけられました。

「ジェイド 写真を」

ジェイドは嬉しくなって、彼女たちに駆け寄ります。

「ありがとう 念のために2枚撮って」

ところが彼女たちは、ジェイドにシャッター係を頼むために声をかけたのでした。

あっさりと期待を裏切られたジェイドは、寂しさを感じながらも快くシャッターを押し

彼女たちと軽く挨拶をして別れます。

「最初から入る気ないし」

一部始終を見ていたキースに強がってみせるジェイド。

「座って」

キースは、そんなジェイドを見かねて優しく語り始めました。

「大学では友達を作ると約束しろ クリスの死は悲しいさ でも殻に閉じこもるな 彼のためにも生きよう お前の魅力に誰も気づかないぞ 親離れしないと」

「友人はいるわ」

「何人寄せ書きくれた?先生以外でだぞ」

キースは、ふざけながらジェイドのアルバムに手を伸ばします。

デビッドは、父親のハリーからの卒業祝いに感謝の気持ちを伝えていました。

するとそこへ、メイスがやって来て再びデビッドをちゃかし始めます。

「ガスバーナーを買って彼女の心を解かせ 恋の病でね」

「メイス」

デビッドは、余計な事を言うメイスを黙らせようとしますが

「こいつが?相手はここに?」

それを聞いたハリーもメイスの言葉に乗り始めてしまいました。

「ジェイドって子」

調子にのったメイスは、ジェイドをさしてハリーに教えています。

「よせって」

すると、嫌がるデビッドを無視して

ハリーが悪戯っぽく大声で叫び出しました。

「ヘイ ジェイド 息子を紹介するよ」

堪らずデビッドがハリーに抱きつき落ち着かせようとしますが

ハリーは、嬉しそうにデビッドを抱き締め

「俺の自慢だ」

「やめろってば 行くぞ」

「息子が高校を卒業だ!」

そう言うとハリーはバランスを崩しデビットと共に倒れてしまいます。

それでも、ハリーは喜びを抑えきれませんでした。

しかし、その声はジェイドに届くことなく、幸福な家族”バターフィールド家”は帰って行きました…

翌日

デビッドは、メイスと一緒に高級レストランの駐車場係のバイトをしていました。

そこへ、1台の高級車が入って来ます。

ところが、車から降りてきたのは、何とバターフィールド一家でした。

すると、ジェイドが車から降りた際に、荷物を落としてしまいます。

それに気づいたデビッドもその荷物を拾い始めました。

そして…

「君はジェイド」

デビッドは、やっとジェイドに声をかける事ができたのです…

続きは本編で!

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勝手に私見考察

ここからはネタバレを含みます

オリジナル版デビッドとは違い、17歳とは思えないほどの大人びて既に人生を達観しているデビッド!

おまけに、息子の死から立ち直れないジェイドの父親が異常な行動をとって娘の恋路を邪魔する展開でした。

この2作品ともに共通していたのが

ジェイドの家の火事がキーポイントだったことです。

ロウソクの火が倒れ亡くなったクリスの部屋が出火元になり、気づいたヒューが思い出の品をかき集めていました。

そこへ、ヒューを助けに来たデビッドだったのですが

余りの熱さに窓を開けてしまい、フラッシュオーバーに巻き込まれ気を失ってしまいます。

その時、クリスの遺品を抱えていたヒューは、我に返り遺品を捨てデビッドを助け、2人は命からがら脱出する事が出来たわけです。

確かに、1人で逃げ出していればクリスの遺品も残り、憎っきデビッドは焼死か或いは重度の火傷を負うことになっていました。

しかし、ヒューは医者であり

そして、デビッドを救う事で、彼は息子の死の呪縛から解放され

元の自分を取り戻す事が出来たのです。

そしてその後、バラバラになってしまった家族に歩み寄るヒューの姿がありました。

同じキーポイントでも

不幸な展開になるのか、人生を顧みる転機となるのか…

同じ原作でありながら

結末が全く違う作品を楽しむことが出来ました。

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