今回紹介するのは、クィーン・メアリーseason1
【クイーン・メアリー】は、前回紹介した仮面の男のルイ14世の3代前、アンリ2世がフランス国王の時代から始まります。
史実に基づきながらもフィクション満載。
恋愛ドラマの要素が強く感じるseason1です。
しか～し、兎に角キスシーンが多い…
ノストラダムスが登場！
まず、ノストラダムスの予言が、ストーリーに大きく関わってきます。
なんでノストラダムスが～と思いますが
ところが、実際にフランス国王アンリ2世の王妃カトリーヌは、王子達の将来をノストラダムスに相談していたそうです。(引用先＝ノストラダムス – Wikipedia)
キャスト紹介
このドラマを見始めた時、王妃カトリーヌにどこか見覚えがありました。
誰っだったか？…どこか面影が…
と思ったら、何とアン・シャーリーではありませんか！
突然、赤毛のアンで何のこっちゃ…
と思われるかもしれませんが、私にとってアン・シャーリーは、ミーガン・フォローズなのです。
相変わらず凛としていて、何処か憎めない可愛らしさが彼女の印象です。年齢を重ねましたが、変わってない。
そんな嬉しさもありseason1を観始めました。
キャスト紹介
メアリー・スチュアート：アデレイド・ケイン
カトリーヌ・ド・メディシス：ミーガン・フォローズ
フランソワ2世：トビー・レグボ
セバスチャン：トランス・コーンブス
アンリ2世：アラン・ヴァン・スプラング
ローラ：アナ・ポップルウェル
グレア：セリーヌ・シンデン
ケナ：ケイトリン・ステイシー
ノストラダムス：ロッシフ・サザーランド
ただ、アメリカ製作なので重厚さ、リアリティ追及といった拘り要素は薄く、
現代風にアレンジされたラブストーリーです。
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あらすじ
スコットランド王妃メアリー・スチュアートが幼少より身を隠している修道院で、毒味役の修道女が毒味した途端死んでしまいます。
メアリーはイングランドからの暗殺を恐れ、修道院に身を隠していましたが、ここも安全ではなくなってしまいました。
そしてメアリーは、安全なフランスに向かう事になります。
メアリーが出発する間際、シスターヘレンは「フランソワの愛を信じて」と助言をします。
「愛が役に立つ？」とメアリーは愛など信じていません。
そんなメアリーに、シスターは「大切なものです」と諭しました。
そして、少女ローズは
「お城に幽霊が出るから気を付けて」
「崩れた顔を隠している少女の幽霊もいる」とメアリーに忠告するのです。
この時、少女の言葉をメアリーは意に介しませんが、この2人のセリフは、今後の展開の伏線になります。
EP1～2
スコットランドどイングランドは敵対していました。
イングランドに常に命を狙われている王女のメアリー。
祖国スコットランドをイングランドから守る為、フランスとの同盟は必要です。
そのため両国では、政略結婚が締結されていました。
メアリーが6歳の時にフランスの王太子フランソワと婚約したのです。
一方、メアリーを迎えるフランス宮廷では
フランソワはメアリーとの結婚にあまり乗り気ではありません。
2人の結婚は、イングランドの出方次第で国王のアンリが決める約束になっていました。
そのアンリには、愛人のディアーヌとその息子バッシュ(セバスチャン)もいます。
フランソワの異母兄弟ですが2人は仲が良く、またセバスチャンはアンリのお気に入りでした。
そして、メアリーがいよいよフランス宮廷に到着し、フランソワと子供の時以来の再会を果たします。
しかし、その姿を見たノストラダムスは、メアリーとの結婚によってフランソワは命を失う…
そんな予言を王妃カトリーヌに伝えました。
この時カトリーヌは、2人を破談させようと強く決心したのです。
しかしまた、フランソワ自身もスッコットランド王女との結婚を慎重に考えていました。
再会から惹かれあう2人…
しかし、様々な思惑で関係はギクシャクしていきます。
フランソワとの結婚でフランスと同盟を結べると思っていたメアリーでしたが…
フランスに裏切られた気持ちと、身の危険を常に感じる状況に
メアリーは追い詰められ、不安な気持ちで一杯になってしまいます。
そして、その後宮廷内では、事件や事故が次々に起こります。
その黒幕の正体は…
王妃カトリーヌだとメアリーは確信を持ちました。
ところが、その度にメアリーの窮地を助けてくれる影の存在がいる事に気が付きます。
その姿を現さない存在とは…
クラリッサという名の顔を布で隠した少女だったのです。
彼女は、城内にある使用されなくなった通路に隠れ住んでいました。
そしてもう1人、味方がいます。
フランソワの異母兄弟バッシュは、フランソワとメアリーに協力してくれる心強い存在でした。
ところが、そんなバッシュも次第にメアリーへ恋心を抱き始めます…
スコットランドとフランス、両国間の相反する国益。
イングランドとカトリーヌが裏で手を組み、婚約を破棄させメアリーをスコットランドへ帰国させようと企む陰謀。
そして、常に身の危険を感じ苦しむメアリー。
そんなメアリーをフランソワは、いつしか本気で愛するようになります。
お互いの気持ちを確かめ愛し合う2人に、結婚までの道のりはまだまだ険しいものでした。
EP3～4
ある日、ポルトガルの庶子トマス王子が、フランスとの商談のため宮廷を訪れます。
メアリーは、スッコトランドの木材を送る代わりに、ポルトガル軍のスコットランド派兵をトマスに持ち掛けました。
しかし、トマスはフランスを怒らせてしまうと言って返事を保留してしまいます。
そして、返事を聞く約束の時間。
何と！トマスはあろう事かメアリーにプロポーズをしたのです。
「私は、待たせない。結婚するなら軍を直ぐに派兵する」とトマスは言います。
トマスは庶子ですが、父はもう長くなく自分以外の跡取りがいないと言って
トマスを王太子にすると書かれた教皇宛の書状をメアリーに見せました。
またその頃、アンリを説得出来ないフランソワは、メアリーを思ってある決意をします。
”フランスは、スッコトランドを助けない！”
祖国を守る為、メアリーはトマスとの婚約を勧める決心をしました。
とは言え、メアリーとフランソワはお互いの気持ちを押さえることは出来ません。
そんな時、フランソワはトマスの正体に気付きます…
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勝手に私見考察
これまでのストーリーでずっと感じた事があります。
スコットランドの立ち位置が、今の日本とどうも重なって思えてしまうのです！
最近のニュースでも台湾有事や尖閣問題の危機感が高まっています。
そうです！日米同盟＝スコットランドとフランス同盟と重なりました。
アンリ2世が援軍を懇願するフランシスにこう言います。
”約束は、国益に叶えば果たすし、国益に叶わなければ破る”
これって、現在進行形の世界標準そのものでは…
次のエピソードに続く。
