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【ドラマ:SHERLOCK/シャーロック シーズン2】あらすじ、キャスト紹介。ホームズ最高傑作『バスカヴィルの犬』登場

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今回紹介するドラマは SHERLOCK/シャーロック シーズン2

SHERLOCK/シャーロック シーズン2 2012年イギリスBBC One製作(↓公式サイトはこちら)

原題:SHERLOCK

原作:アーサー・コナン・ドイルの推理小説『Sherlock Holmes』

何度も映像化されてきたシャーロック・ホームズ。

シリーズ中でも異色の現代版シャーロックは、シャーロキアンでもある脚本家でプロデューサーのマーク・ゲイティスとスティーヴン・モファットの発想から生まれた物語なのは有名な話ですが

シャーロック最高傑作と言われる『バスカヴィルの犬』の脚本を、ゲティスとモファットはお互いに担当したいと考えていました。

結局、ゲティスの熱意に負けたモファットが譲ったそうです。

ところが…後にゲティスはその熱意を後悔する事に『バスカヴィルの犬』の脚本はとても大変だったとこぼしています。

原作へのリスペクトとセンスの良い演出に、世界中のシャーロキアンも納得の作品だったのではないでしょうか。

海外ドラマ『SHERLOCK/シャーロック』シーズン2(予告)

また、シャーロックで一躍人気俳優になったベネディクト・カンバーバッチとマーティン・フリーマン!

映画【つぐない】で注目されたカンバーバッチと演技力に定評のあったフリーマンとの相性もよく、この作品で2人の演技力は高い評価をされ、その後のハリウッド進出への足掛かりになりました。

そして、このシーズン2でも…特に第3話の『ライヘンバッハ・ヒーロー』では、モリアーティ演じる アンドリュー・スコットと3人の迫力ある演技…実に見応えのある緊迫のシーンとなっています

(イギリス作品独特の鬼気迫るシーンは本当に凄い!)

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キャスト紹介

メインキャストは↓こちらで確認してください

ベルグレービアの醜聞

アイリーン・アドラー/ ララ・パルヴァー

ロンドンで特殊な性的趣向の顧客に“女王様”としてサービスを提供しています。

王室とゆかりのあるの若い女性顧客の写真をネタに、シャーロックを事件に引き込みます。

業界では“あの女”と呼ばれる有名人。

原作とは違い悪女として描かれています。

バスカヴィルの

ヘンリー・ナイト/ ラッセル・トーヴィー

デヴォン州ダートムーアに住む青年。子供の頃にデュワーズ窪地で魔犬に襲われ父を亡くし、PTSDに苦しんでいます。

ボブ・フランクランド博士/ クライヴ・マントル

バスカヴィル研究所のウイルス学者。生前のヘンリーの父親とは友人関係でした。

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只今こちらの動画配信サイトでご視聴頂けます

(配信は投稿時のものとなります)                                 

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あらすじ

第1話 ベルグレービアの醜聞 (89分)

原作:ボヘミアの醜聞

モリアーティとの初対決で…間一髪!モリアーティの電話が鳴り響きました。

その電話を受けたモリアーティは、突然対決を止めプールサイドから出て行きました。

運よく危機を脱したシャーロックとジョン。

しかし、「誰かが彼の気を変えた…問題はそれが誰かだ!」

モリアーティの謎は残ったままでした。

一方、シャーロックとの事件のおかげで、ジョンのブログは順調に読者も右肩上がりです。

しかも、ブログの影響でシャーロックの元にも依頼人が急増していました。

ところが、シャーロックにとって“退屈”な案件ばかりでした。

そんなある日、レストレード警部補が、放置車両から男の遺体が見つかった事件の相談にやって来ました。

遺体の男は、デュッセルドルフ行きの飛行機へ搭乗手続きをしていながら、何故かロンドンで発見されたのです。

不思議な事に、男が搭乗するはずだった飛行機は爆弾テロにより墜落し全員が死亡していました。

そこでャーロックは現場を検証しますが、推論を絞り込めずにいました…

ジョンは、この未解決事件もブログに投稿し読者は益々増えていました。

そして、人気者の2人が行く所には、マスコミやファンが常に待ち構え

新聞紙面には、“ネット探偵”や“ブロガー探偵”などと活字が躍り、シャーロックの鹿狩り帽姿の写真がデカデカと載る熱狂ぶりです。

そんなある日、シャーロックの元に、冴えない男が依頼にやって来ます。

それは、14時間前に起った不可解な事件の依頼でした…

第2話 バスカヴィルの犬 (88分)

原作:バスカヴィル家の犬、悪魔の足

森の中を必死で走る少年がいました。

恐怖に怯えた少年ヘンリーは、何度も後ろを振り返ります。

その日もいつもと変わらず、ヘンリーと父親は湿原を散歩していました。

ところがデュワーズ窪地へ来たところで、突然巨大な魔犬襲われ、父親が襲われてしまいます。

そして、訳が分からないまま、ヘンリーは必死で逃げ出したのでした。

ところが不思議なことに…ヘンリーの父親の死体は、その後発見されることはありませんでした。

20年後

孤児となったヘンリーはセラピストの勧めで、20年ぶりに故郷に帰る事にしました。

そして、再びデュワーズ窪地で巨大な犬の足跡を発見してしまいます。

恐怖に怯えるヘンリーは、急いで始発電車に乗り、ロンドンのベーカー街221Bに住む

有名な探偵シャーロック・ホームズに助けを求めにやって来たのでした…

また、ダートムーアには政府の機密計画が噂される生物化学兵器研究所”バスカヴィル研究所”があり、魔犬との因果関係が噂されています。

果たして魔犬とは…遺伝子操作された動物兵器なのか…ホームズとジョンは、ダートムーアに向かいます。

第3話 ライヘンバッハ・ヒーロー (88分)

原作:最後の事件、プライオリー・スクール、犯人は二人

ジョンは、再びカウンセリングを受けていました。

「なぜ、今日なの?セラピーは18か月ぶりよ」

カウンセラーの問いにジョンは、絞り出すように答えました。

「来たのは…シャ…」

「言葉にして」

「親友のシャーロック・ホームズが…死んだ」

3か月前

ターナーの名画“ライヘンバッハの滝”を取り戻し、シャーロック人気は高まるばかりでした。

新聞の紙面には、“ライヘンバッハ・ヒーロー”と称えられ、その後もシャーロックは、誘拐事件、凶悪犯の逃走事件を次々と解決し大活躍でした。

しかし、直ぐに手の平を返すマスコミに、ジョンは懐疑的でした。

「目立たないようにしよう。今週は小さな事件を…マスコミを避けて」

世論を全く気に留めないシャーロックに対し

心配なジョンは、安全策を提案します。

その頃…

観光客で賑わうロンドン塔であの男の姿がありました。

観光客を装ったジム・モリアーティは、セキュリティをクリアしロンドン塔に入って行きました…

クラウン・ジュエルの展示室に入ったモリアーティは、スマホを使って遠隔操作を始めます。

すると、ロンドン塔で非常事態が発生し観光客が一斉に避難を始めます。防犯カメラは次々にダウンし、スコットランドヤードに連絡が入りました。

レストレード警部補もロンドン塔に向かいます。

そして、モリアーティは、まだまだ遠隔操作を続けます。

今度のターゲットは、イングランド銀行です。

すると金庫の扉が、突然開錠されてしまいました。

次にモリアーティは、クラウン・ジュエルの強化ガラスに“GET SHERLOCK”と落書きすると3回目の遠隔操作を開始。

次は、ペントビル刑務所の監視システムがダウンしてしまいます。

そして、警察がロンドン塔に到着すると、モリアーティは展示物の王冠を被り玉座に座っていました。

シャーロックのスマホにまた、メールが届きます。

メールを見たジョンの顔が曇りました。

「彼が戻った」ジョンは、顕微鏡を覗いているシャーロックにメールを見せます。

“塔へ遊びにおいで ジム・モリアーティ”

モリアーティは、脚光を浴びるシャーロックを尻目に、着々と計画を進めていたのでした…

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(配信は投稿時のものとなります)                                 

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勝手に私見考察

3話共にクオリティが高く映画並みの出来ばえでした!

さすがはBBC

個人的にマーティン・フリーマンが好きで、このブロブでも彼の出演作を幾つか紹介しています。

今まで観て来た彼の役で一番気に入っている作品は、ドラマ【スタートアップ】の悪役フィル・ラスクです(このブログでは未紹介)

本作品では、変人シャーロックの親友で常識人のジョン・ワトソン医師を好演していますが、フィル・ラスク役は常軌を逸したFBI捜査官で汚職にまみれた悪役を演じています。

マーティン・フリーマンならではの細やかな役作りが、とても印象的でした。

悪役と言ってもフリーマンが演じると、どこか憎めませんが…

話をシャーロックに戻して

このシーズン2では

コミカルでセンスの良いブラックジョークと、シャーロックを信頼し決して疑わないジョンの献身的な友情に感動し

おまけに、変人シャーロックを…時にコミカルに…時に古美門研介(リーガルハイ)並みの早口と長セリフを見事にこなすベネディクト・カンバーバッチ!も見せてくれました。

正に、全編が見所!(言い過ぎかな?)

シーズン3では、シャーロックがカンバックしてきます。

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