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【映画:ドラゴン・タトゥーの女】ダニエル・クレイグ、ルーニー・マーラ出演のミレアム1のハリウッド版

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今回紹介する映画は ドラゴン・タトゥーの女

2011年公開 製作国:アメリカ、スウェーデン、ドイツ、イギリス

監督:デビッド・フィンチャー 

脚本:スティーヴン・ザイリアン(代表作『シンドラーのリスト』『マネーボール』)

原題:『The Girl With The Dragon Tatoo』

上映時間:158分

原作:『Män som hatar kvinnor』(女たちを憎む男たち) スウェーデンのジャーナリストで作家スティーグ・ラーソンのベストセラー推理小説ミレニアムシリーズの第1部

デビッド・フィンチャーが注目した女優ルーニー・マーラ

ベストセラー小説ミレニアムシリーズのリスベット役は女優なら誰もが演じたい役だったようです。

スカーレット・ヨハンソンやナタリー・ポートマンと名だたる女優が名乗りを上げる中、数百人のオーディションで抜擢されたのは、フィンチャー監督の前作「ソーシャル・ネットワーク」でも起用したルーニー・マーラ。

フィンチャー監督は、「オーディションで彼女の見せた努力、諦めない気持ちはすごい。ひとりの人間が役を得るために、あそこまで努力をしたところを見たことがなかった」

とインタビューでマーラを絶賛していました。

大役に挑んだルーニー・マーラの女優魂が素晴らしい

公開当時若干26歳だったマーラ

彼女は「私はリスベットを演じるためなら、何だってやるつもり」とインタビューで発言した通り、

リスベットの強烈なルックスになるため、眉毛はブリーチしピアスの穴を実際に開けて、

天才ハッカーのリスベットに変身していました。

また、レイプシーンや濡場シーンと過激なシーンにも挑んでいます。

2/10(金)公開『ドラゴン・タトゥーの女』予告編

待望の続編はスタッフ・キャスト共に一新

興業的にも大成功だったハリウッド版ミレニアム1。

続編への期待も膨らみましたが…

ところがその続編は、スタッフ、キャスト共に一新され、

また原作もダヴィド・ラーゲルクランツによる三部作の

『ミレニアム第4部 蜘蛛の巣を払う女』でした。

続編と原作についてこちら↓で紹介しています。

ダニエル・クレイグも当初は、スティーグ・ラーソン3部作の全てでブルムクヴィスト役を演じる契約を結んだものの、その後2部作のハリウッド版は実現しませんでした。

後に、続編への意欲を聞かれたマーラは、既に母親になった自分ではリスベットは演じられないとインタビューで語っていました。

続編観たかった~残念!

素晴らしい第1部だっただけに、もったいないったらありゃしない

おススメ度:★★★★★ 作品も素晴らしいがルーニー・マーラがとにかくイイ!
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キャスト紹介

主要キャスト

ミカエル・ブルムクヴィスト/ダニエル・クレイグ

バツ1のジャーナリストで雑誌社『ミレニアム』の共同所有者

実業家・ヴェンネルストレムの不正を報道したことで、逆に名誉毀損で訴えられ有罪判決を下され全てを失う窮地に立たされます

リスベット・サランデル/ルーニー・マーラ

背中にドラゴンのタトゥーを入れた、パンクルックの小柄な女性 

過酷な幼少期を過ごしたため非常に内向的で人間関係が苦手

世界クラスのコンピューターハッカーで弁護士のフルーデを通じミカエルの身辺調査をしていました

ミカエルの関係者

エリカ・ベルジェ/ロビン・ライト

『ミレニアム』の共同経営者兼編集長でミカエルと不倫関係

ペニラ・ブルムクヴィスト/ジョセフィン・スプランド

ミカエルの娘 ミカエルが離婚後は母親と暮らしていますが

ミカエルとは会いたい時に会うなど親子関係は良好

ハンス=エリック・ヴェンネルストレム/ウルフ・フリバーグ

大物実業家で武器密売をミカエルにスクープされ、逆にミカエルを名誉毀損で訴え勝訴します

リスベット関係者

ドラガン・アルマンスキー/ゴラン・ヴィシュニック

警備会社ミルトン・セキュリティーの社長 ミカエルの身辺調査を依頼されリスベットに担当させます

ホルゲル・パルムグレン/ベント・C・W・カールソン

弁護士。未成年だったリスベットの法定代理人を務め、後に後見人となりました。2人は信頼関係を築きリスベットをアルマンスキーに紹介しミルトンで働くきっかけを作ります。しかし、脳卒中で倒れたため後見人を降りる事になります。

ニルス・ビュルマン/ヨリック・ヴァン・ヴァーヘニンゲン

弁護士。パルムグレンの後任の後見人

ヴァンゲル家

ヘンリック・ヴァンゲル/クリストファー・プラマー(若年時代/ジュリアン・サンズ)

ヴァンゲル・グループ前会長 5人兄弟の末っ子 若くして妻に先立たれ子供はいませんでした。

甥のゴットフリードがなくなると、彼の子供マルティンとハリエット兄妹の世話をしました

一族の中に姪孫のハリエットを殺害した人物がいると確信しミカエルに依頼します

リカルド・ヴァンゲル

ヘンリックの長兄。国粋主義者で反ユダヤ主義者。親ナチ組織・スウェーデン国家社会主義自由同盟に入会し、ナチズムの宣伝活動をしていました。第二次世界大戦で志願兵としてフィンランドに赴き戦死しています。

生前、妻子に暴力を振るっていました

ゴットフリード・ヴァンゲル

リカルドの息子でマルティンとハリエットの父親。1965年に水難事故で溺死

マルティン・ヴァンゲル/ステラン・スカルスガルド

ヴァンゲル・グループ現会長 ゴットフリードの息子でハリエットの兄 ハリエットの失踪時ウプサラのハラルド宅に住んでいました

ハリエット・ヴァンゲル/モア・ガーペンダル

リカルドの孫娘 ゴットフリードの娘でマルティンの妹 実の親から育児放棄をされ、兄・マルティンと共に、子どもがいなかったヘンリックが親代わりとなります 16歳の時に失踪してしまいます

ハラルド・ヴァンゲル/ペル・マイヤーバーグ

ヘンリックの次兄 人付き合いが嫌いでヘンリックとは不仲 長兄のリカルド同様にナチズムに傾倒

セシリア・ヴァンゲル/セシリア・ヴァンゲル

ハラルドの長女 ヘーデスタ高校の校長

アニタ・ヴァンゲル/ジョエリー・リチャードソン

ハラルドの次女 ロンドンに移住し、英国航空の管理職として働いています

一家とは疎遠になっています

その他登場人物

ディルク・フルーデ/スティーヴン・バーコフ

ヘンリックの弁護士 定年を過ぎ顧客はヘンリックのみ ヘンリックから依頼を受けミカエルの身辺調査をミルトン・セキュリティーに依頼しました

グスタフ・モレル警部補/ドナルド・サムター(若年期: デヴィッド・デンシック)

事件当時ハリエット失踪事件を捜査した元警部補

グンナン・ニルソン/マッツ・アンデルソン

ヘンリックの雑用係でヘーデビー島の建物の管理人 行方不明以前のハリエットと良好な関係でした

あらすじ

「何だよお祭り騒ぎか」

「ミカエルふざけないで」

「こっちこそウンザリだ」

裁判所の階段を降りてきたジャーナリストのミカエル・ブルムクヴィストは、彼を待ち受けていた報道陣を見てウンザリします。

彼が月刊誌『ミレニアム』で実業家のヴェンネルストレムの武器密輸を暴露した記事を巡り

逆にヴェンネルストレムから名誉棄損で訴えられ有罪判決が下されました。

敗訴したミカエルが裁判所を出た途端、土砂降りの中報道陣に囲まれてしまいます。

「ミカエル 上訴は?」

「コメントは控えたい」

彼はそう言って足早に去って行きました。

『今日までブルムクヴィストは”正義の記者”でした』

『裏付けもなく人を犯罪者呼ばわりした』

『16項目で名誉棄損』

TVの各チャンネルではミカエルの報道で持ちきりです。

ミカエルが共同所有する雑誌社ミレニアムに戻ると社員達は不安そうな顔で彼を迎えます。

そして、階段を上がり共同経営者で編集長のエリカのオフィスへ向かいました。

「何してたの?」

エリカがミカエルを出迎えます。

2人は共同所有者でもあり、不倫関係でもありました。

「散歩 考え事…」

「タバコも吸ったの?」

「ああ1本」

エリカは誰にも聞かれないようにオフィスのドアを閉めると

「TV局から電話が “判決文が出るまでノーコメント”と言ったわ」

「僕は読んだ 他に電話は?」

「私にも責任があるわ」

「なぜ君が?」

「記事を掲載させたわ」

「僕が悪い 地に堕ちたよ もう疲れた 家に帰って1週間寝込むよ」

ミカエルは損害賠償のため全財産を失う窮地に立たされていました。

その頃、老齢の弁護士ディルク・フルーデは警備会社ミルトン・セキュリティーの社長ドラガン・アルマンスキーからの調査報告書に目を通していました。

その報告書にはミカエルに関することが書かれています。

「いつ現れるやら」

「彼女と話したんだろ?」

2人は報告書を纏めた調査員が来るのを待っていました。

「社員に好かれていません だからフリーで働けと」

「会いたいと伝えたか?」

フルーデは優秀な調査員に直接会って確かめたい事があったのです。

「うちで最も優秀な調査員です」

「問題は?」

「あなたは気に入らないかと 普通と違う」

アルマンスキーは、気がすすまないようでした。

「どんな点が?」

「すべてが」

その時、部屋にアナウンスが流れます。

「ミス・サランデルです」

やっと彼女が到着したようです。

そして、彼女が部屋にやって来ました。

「リスベット ディルク・フルーデ氏だ」

「よろしく」

アルマンスキーとフルーデは席を立ちリスベットに挨拶をします。

しかし、リスベットは怪訝そうな表情をするだけで挨拶もなく荷物を降ろしました。

確かにアルマンスキーが言った通りリスベットを見たフルーデは険しい顔になっていました。

何故なら、顔に幾つもピアスをハメ、パンク姿でモヒカン頭の少年のようなリスベットに衝撃を受け

言葉も出ませんでした。

続きは本編で!

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勝手に私見考察

ここからはネタバレを含みます

何て可愛そうなリスベット!

ラストはリスベットの失恋で幕を閉じました。

幸薄い彼女はレズビアンなんだと思いきや…

いつしかミカエルに恋心を抱くと

ムードも何もなく

行き成りミカエルに体当りで突き進み

ミカエルも初めは断るものの強引なリスベットを受け入れます。

それは、まるで彼が野良猫を保護したときのように、リスベットの事もまた

同情心から拒めなかったのでしょうか…

こうしてビミョーな関係になってしまった2人は

続編以降も続くはずでした…

やはり続編がなくなったのは残念!

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