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【映画:ヒドゥン】1987年製作 凶悪エイリアンVS謎のFBI捜査官とロス市警の刑事の姿を描いたSFアクション

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今回紹介する映画は SFアクション映画の傑作 ヒドゥン

1987 年製作 アメリカのSF 映画

原題:The Hidden 上映時間:97分

1988年のアヴォリアッツ国際ファンタスティック映画祭にて、『ロボコップ』のグランプリが確実視されていた予想を覆し『ヒドゥン』がグランプリを受賞。また、同年のサターン賞でも、主演のマイケル・ヌーリが主演男優賞、監督ジャック・ホルダーが監督賞、脚本ジム・コーフが脚本賞を受賞しています。

確かに、私も『ロボコップ』よりも『ヒドゥン』推しです!

興行成績はイマイチだったようですが、この作品は高い評価を受けました。

The Hidden (1987) Official Trailer – Kyle MacLachlan, Michael Nouri Alien Crime Movie HD

そして、日本にも『ヒドゥン』推しの方が…

映画解説者の淀川長治氏(故人)は、本作を娯楽映画として高く評価し、彼の解説する「日曜洋画劇場」で何度もTV放送をしていました。(引用:Wikipedia‐ヒドゥン)

当時、私もTVで『ヒドゥン』を何度か観た覚えがあり、とても印象に残った作品の1つです。そう言えば、淀川氏が解説していた「日曜洋画劇場」は、他の番組と違ってヒットしなかった作品からB級作品までも幅広いジャンルの作品を放送していました。今思えば、淀川さん推しの作品だったのか~


監督紹介

     ジャック・ショルダー

ホラー映画【エルム街の悪夢2 フレディの復讐】(1985)で、商業的に成功を収めたショルダー監督。そんな折、”これ以上ホラー映画をやりたくない”と彼は考えていました。そこで、配給会社ニューラインシネマはホラーとSFアクション を組み合わせた警察モノ【The Hidden】のオファーをしたそうです。すると、脚本を気にったショルダー監督はオファーを受ける事に。【The Hidden】は商業的には成功しませんでしたが、彼にアクション映画の才能もあると証明する結果になり、名刺代わりとなる代表作になりました。

 

おススメ度:★★★★☆ カイル・マクラクランの無垢でどこか寂しげな瞳が堪りません!人間に次々とパラサイトしていく異星人との正と悪の対比が、まるで人の理性と本能、良心と悪意を表現しているようで、アクションだけでなくヒューマンドラマとしても楽しめる作品です。
 
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キャスト紹介

メインキャスト

ヒドゥン マイケル・ヌーリーホームページより  

トム・ベック/マイケル・ヌーリーロス市警の敏腕刑事で妻と娘の3人家族。
犯罪歴のない物静かな市民がおこした凶悪犯罪の
担当刑事。シアトルから事件を追ってきた
FBI捜査官ギャラガーと一連の事件を追ううちに
彼に違和感を覚えます。

ロイド・ギャラガー/ カイル・マクラクラン
FBI捜査官でシアトルの連続殺人犯を追い、
ロスにやってきました。エリートで生真面目ですが、
世間の常識をしらず、浮世離れしたところがあります。
バーバラ・ベック/キャサリン・キャノンベックの妻。夫が自宅に招いたギャラガーを
歓迎しますが、娘に対するギャラガーの
態度に違和感を感じます。

凶悪犯キャスト
ジャック・デヴリーズ/ クリス・マルケイロスで起こった一連の凶悪犯罪の1番目の犯人。
温和な紳士でしたが、突如連続強盗殺人犯に
豹変してしまいます。
ジョナサン・ミラー/ ウィリアム・ボイエット一連の凶悪事件の2人目の犯人。
デヴリーズの搬送先の病院で同室となった重病人。
重篤状態だった彼が突如、殺戮を繰り広げる
凶悪犯に豹変します。
ブレンダ・リー/クローディア・クリスチャン3番目の犯人。
人気のストリッパーが、突然凶悪犯のミラーを
追って駆け付けた警官隊と壮絶な銃撃戦を
繰り広げます。
ジョン・マスターソン/ クラレンス・フェルダ
4番目の犯人
ベックの上司
クリフ・ウィリス/ エド・オロス
5番目の犯人
ベックの相棒
ホルト/ ジョン・マッキャン
6番目の犯人
次期大統領候補

あらすじ

ロサンジェルス

銀行ロビーでは、警備員が現金輸送に備えて巡回していました。

混雑する時間帯のロビーには、多くの顧客の姿があります。

その様子の一部始終を防犯カメラが捉えていました。

すると、画面に男の後姿が現れます。

その男は立ち止まり、何やら周りの様子を伺っているようでした。

その時、3人の警備員が現金袋を持って現れます。

男は、この時を待っていたかのように、コートに隠していたライフル銃を取り出すと

警備員を銃撃し、その後に駆けつけた警備員も銃撃すると現金袋を拾い上げています。

この時、防犯カメラに気づいた男は、不敵な笑みを見せ続けざまカメラへ発砲したのです。

その後も、彼は慌てた様子も見せず、表に止めていた黒のフェラーリーに乗り込んで、

エンジンをふかし大音量でヘビメタを流しています。

そして、大勢の野次馬が見守る中、彼は急発進して消えて行きました。

ちょうどそこへ、数台のパトカーが駆けつけて来ました。

すると、そこにいた多くの人々が一斉にフェラーリの方を指さしパトカーに叫んでいます。

パトカーは、サイレンを鳴らしフェラーリを追って行きました。

その頃、ロス市警のトム・ベック刑事は、身元の割れた犯人の聞き込みにあたっていました。

「いい人ですよ。静かな紳士です」

近所の住民が犯人のデヴリーズの印象を話します。

「最後に見たのは?」

「1週間会ってません 銀行強盗でも?」

その時、相棒のウィリスが慌ててベックを呼びに来ました。

「デヴリーズが現れた 逃走中だ」

その頃、パトカーとカーチェイスを繰り広げるデヴリーズは、通行人もお構いなしに突進するため、

何人も犠牲者が出ていました。

しかし、デヴリーズはヘビメタで気分ものって逃走し続けます。

警察はバリケードを作りデヴリーズが来るのを待ち構えていました。

そこへ、ベックも到着し銃を構えます。

「来たぞ」

デヴリーズのフェラーリーが見えてきました。

すると、デヴリーズは前方のバリケードに気づきます。

ところが、彼は躊躇する事もなく、さらにアクセルを踏み込み、バリケードへ突進してきます。

警察隊は、フェラーリ目がけ一斉に射撃を開始しました。

そして、何発もくらったフェラリーは、バリケードに突っ込みますが、

車体はボロボロになり走行不良となって停止します。

ところが、銃弾を何発もくらったデヴリーズが平然と車から現れ

あの不敵な笑みを浮かべます。

再び、警察官たちがフェラーに発砲すると、車は炎を上げ爆発しデヴリーズは吹っ飛びました。

その後、ベックとウィリスは、デヴリーズの処置をした医師から説明を受けます。

「デヴリーズは危篤です このケガで生きているなんて…今夜一杯です」

「よかった」

ベックはそう言うと病室から出て行きました。

ウィリスは、それを聞いて驚いた表情をしている医師に

「報告をたのむ」

と言ってベックに続いて出て行きました。

ベックに納得できない医師は2人を追いかけ

「何をやったにせよ あの死に様はない」

と怒りを露わに言います。

「12人殺害 23人傷害 フェラーリ6台を窃盗 

銀行8行 スーパーマーケット6店で強盗 6人を包丁で切り裂いた

たった2週間の犯行だ 死に様もクソもあるもんか」

ウィリスは、そう言い捨て去って行きました。

続きは本編で!

作中のギャラガー捜査官のセリフに”異星人は気に入ったモノはなんでも盗みジャマする者は殺す”ってありますが…

既に現実の地球にもヒドゥンがうじゃうじゃいるかもしれない!

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(配信は投稿時のものとなります)                             

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