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【海外ドラマ:ミス・マープル シーズン1】ミステリーの女王アガサ・クリスティー原作の本格ミステリー!ジョーン・ヒクソン版

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今回紹介するドラマは 1983年BBC製作 ミス・マープル

アガサ・クリスティー

私が初めて彼女の小説を読んだのは、確か…中学生くらいだったと

しかも学校の図書館で「ABC殺人事件」を借りて一気に読んでしまった記憶があります。

アガサ・クリスティーの作品で面白くなかったと思った小説や映画に出合った覚えがありません。

どの作品も傑作でした。

そんなアガサ・クリスティーが、1920年のデビューから85歳で亡くなるまで手掛けた作品の数は、長編小説66作、中短編を156作、戯曲15作、メアリ・ウェストマコット (Mary Westmacott) 名義の小説6作、アガサ・クリスティ・マローワン名義の作品2作、その他3作

(引用先:Wikipedia)

彼女の天才ぶりを思い知らされる驚きの作品数です。

ミス・マープル解説

その中で、私が見た作品等ホンの一部にすぎませんが、今回紹介するミス・マープルも傑作です。

何度も映像化されている【ミス・マープル】は、NHKで何度も再放送されていたのではないでしょうか。

ミス・マープル

イギリスの片田舎、その美しい光景と善良な住民たちとは裏腹に、実に生々しい殺人事件が起こります。

そして、何故か殺人事件に巻き込まれるミス・マープル!

普段の彼女は、編み物とガーデニングが趣味の優しい老女です。

ところが事件となると…鋭い観察眼で鮮やかに推理していきます。

ミス・マープルの推理の特徴は、人物に対する観察力と洞察力。

そして、自分の昔話が多いのでよく怪訝に思われますが、彼女は過去の出来事からヒントを導き出し事件を推理していきます。

しかし、そんなミス・マープルを警察は疎ましく思っています。

ミス・マープルと言えば、エルキュール・ポアロと並ぶアガサ・クリスティーの代表的なシリーズの主人公です。ミス・マープルは12の長編と20の短編に登場しています。

名探偵ポワロシリーズもこちらで↓紹介しています

シーズン1では、長編作品の中の4作がドラマ化されています。

第1話 書斎の死体1

早朝7時、バントリー大佐の書斎で若い女性の死体が発見されます。

死体の女性に誰も見覚えがありません。

バントリー大佐の妻ドリーは、友人で推理好きのジェーン・マープルの協力を得ようと思いつきます。

そして、警察よりも早くジェーンに現場を見てもらおうと、急いで彼女を迎えに行きます。

ジェーンとドリーが女性の死体を観察していると、巡査のポークと州警察本部長のメルチェット大佐が到着しました。

メルチェット大佐はバントリー大佐の友人です。

彼はドリーと挨拶を交わし、旧来より捜査で何度も会ったジェーンにもお世辞を言って挨拶をしました。

どうやらジェーンの存在は、警察にとっては歓迎しかねるようです。

ドリーとジェーンは、一緒に朝食をとりました。

すると既にジェーンは、被害者が死ぬ以前に何処に居たか推理していました…

その頃、現場にスラック警部も到着します。

いよいよ警察の捜査が開始します…

第2話 書斎の死体2

事件の翌日

ジェーンとドリーは、被害者のルビーが働いていたホテルに滞在することにしました。

ところが、ジェーンは”引っかかっている何かが分からない”とずっと考え事をしています。

その頃、村の青年マーカスは森の中で新たな死体を見つけました。

焼け焦げた車の中の焼死体を発見したのです。

マーカスは急いで巡査のポークに伝えますが、彼は全く取り合ってくれません。

一方で警察は、ホテルに捜査本部を設置し捜査をホテルに絞り始めました。

メルチェット大佐はホテルに滞在している資産家のジェファーソンに話を聞きに部屋訪れます。

ジェファーソンは、8年前に妻と2人の子供を飛行機事故で亡くし、今は義理の娘アデレイドと義理の息子マーク・ガスケル、そして、アデレイドの連れ子ピーターと共に滞在していました。

ジェファーソンは、被害者のルビーを養子にする事を決めていたのです。

しかもルビーに残す遺産は何と10万ポンド

一方のジェーンは、容疑者が分かっているようですが…まだ、何かが引っかかったままのようで、ランチも食べず浜辺を歩くばかりでした。

捜査本部では、スラック警部がルビーと最後にダンスをしたバーレットに話を聞いていました。

ルビーは、ホテルの客のダンスの相手をしたり模範ダンスを見せたりする仕事をしていました。

バートレットは、昨夜車が無くなっていた事をスラック警部に話しますが、事件とは関係ないとスラック警部はスルーします…(車!あの車か~)

次にスラック警部は、ルビーの従妹ジョシーから事件当日の経緯を聞きました。

ジョシーが足を怪我してしまった為、代役としてルビーにホテルの仕事を紹介していました。

しかし、ルビーの足取りは昨夜11時半から掴めませんでした…

第3話 書斎の死体3

ジェファーソンに事件の真相究明の依頼を受けた元警察総監のヘンリー卿ですが、マスコミに事件を察知され事件が公になってしまいました。

ヘンリー卿は、ジェーンの推理力を高く評価していました。

そして、ジェーンには犯人が誰か…既に分かっていました。

しかも、彼女は第3の殺人が起きないか心配していたのです。

その頃、警察は犯人をアデレイド、マーク、ブレイクの3人に絞っていました…

2件の殺人事件の真相は…

第4話 動く指1

リムストンのファーズ莊へジェリーとジョアンナ兄妹が引っ越してきました。

兄のジェリーは、飛行訓練の事故で足を怪我してしまい杖を付いていました。

翌日、教会に出かけた兄妹は”都会的で洗礼された若者”と…村人の注目を集めてしまいます。

閉鎖的な田舎では、都会というだけで悪い印象を与えてしまうようです。

2人が神父と挨拶をしている所へ、弁護士のシミントン夫妻がやって来ました。

ジェリーは、一目で家庭教師のエルダーが気になります。

帰宅後、2人が遅い朝食を楽しんでいると、そこへドアベルが鳴り手紙が届きます。

その中の1通は、ジェリーに宛てひどく中傷した内容の手紙でした。

その手紙を読んで、2人は唖然とします。

ちょうどその時、ジェリーの足の経過観察にグリフィス医師が往診に訪れました。

グリフィスに中傷文の相談をすると、どうやらこの手の手紙が今までも無差別に村人に送られている事がわかりました。

なんと、グリフィス自身にも送られていたのです。

手紙の文字は、タイプで宛名が打たれており、文字は本から切り貼りした物で、同一人物の仕業と推測されます。

その頃、カールスロップ神父夫妻をミス・マープルが訪れていました。

妻のモードは、村中に送られている中傷的な手紙の犯人を見つけて欲しいとジェーンに依頼します。

そんな中、事件が起こります…

第5話 動く指2

シミントンの妻の死は、遺書と青酸カリの状況証拠から自殺だと思われましたが、ジェーンは他殺だと推理していました。

警察は、村中のタイプライターを探し、手紙の宛名と同じタイプ文字の物を捜査しています。

ジェーンは、捜査に訪れた警視に他殺の疑いがあると持ち掛けますが、警察は既に自殺で事件を捜査しいました。警視は、機嫌を損ねて話も聞かずに帰ってしまいます。

そんな中…新たな殺人事件が起こってしまいます。

シミントン家のメイドのベアトリスの死体がクローゼットから発見されました。

第1発見者は、シミントン夫人の連れ子ミーガンです。

死体を発見したミーガンは、恋心を抱いているジェリーに連絡をします。

ジェリーが急行すると既に警察が規制線を張っていました。

ジェリーは怯えているミーガンを見つけ家の中へ入ると、そこには既にジェーンの姿がありました…

さて、警察はジェーンの話を聞いてくれるでしょうか…

ジェーンは、身近な人達の力も借りて犯人をおびき出す作戦を思いつきます…

第6話 予告殺人1

ある日の村の新聞に、殺人の予告記事が掲載されます。

「殺人お知らせします。10月5日金曜日リトル・パドックスにて午後7時より。お知り合いの方お待ちしております」

村は大騒ぎになります。

新聞に載っていたリトル・パドック邸には、

レティー・ブラックロックと遠縁のパトリックとジュリア兄妹、フィリッパ、レティーの友人バンニーと料理人のハナが暮らしています。

しかし、記事の投稿を依頼した者は1人もいません。邸

新聞を見た村人は、ブラックロック邸に押し寄せてくるのでしょうか?

そして10月5日、ブラックロック家に訪れたのは…

イースターブルック大佐夫妻、マーガトロイドとヒンチクリフ、スウェッテナム親子、牧師夫人のハーモンがやってきました。

さぁ7時1分前です…

カーン…カーン何か音が響き始めました

いきなり部屋の明かりが消えました…

部屋の中はパニック状態です

部屋に懐中電灯が光ります「手を挙げろ」男の声です…

そして、3発銃声が響きます

予告通り殺人事件が起こってしまいます…

第7話 予告殺人2

グラドック警部は、事件当時の出席者全員に話を聞きましたが、さっぱり埒が明きません。

ヘンリー卿からの勧めもありミルチェスター警察署長は、グラドックにジェーン・マープルを紹介しました。

グラドックは、ジェーンが滞在しているホテルで話を聞きますが、ホテルはルディーが受付をしていたホテルです。ジェーンは既に推理をしており鋭い洞察力でグラドックを圧倒します…

ジェーンのアドバイス通り、グラドックはホテルのレストランのウエイトレスのマーナに、再びルディーの事を尋問します。

彼女は事前共犯にならないか不安に思っていました。グラドックがそれには当たらないと言うと、事件の日ルディーと会話した内容を話し始めます。

ルディーは新聞記事を見せて英国人の馬鹿げたジョークだと、自分はお金が貰えるから強盗の真似をすると話していました。

ジェーンの推理が的中していました。

ジェーンは、今後は牧師館で遠縁のハーモン夫人の所に滞在する事にしました。

牧師夫婦は、急にジェーンが訪れる事になり…今回の殺人事件にジェーンが関わるのでは…と目を合わせます

第8話 予告殺人3

自分の誕生日に毒殺されたドラ・バンナー…

ジェーンは牧師からの手紙をレティーに渡す為、現場を訪れます。2人が殺された家は既に規制線が貼られていました。

そこへグラドック警部がレティーの尋問にやって来ました。ジェーンは部屋を出て行きました。

バンナーは、誕生パーティーの後頭痛がひどくなり、レティーの痛み止めの薬を飲んで亡くなりました。

今回も誰かがレティーの命を狙っていたとグラドックは考えます…

しかし、レティーに心当たりはありません

グラドックは、スコットランドに行きレティーに遺産を託しているベル・ゲドラーに会ってきた事を話します。

ベルの亡くなった夫の妹ソニアの子供、ピップとエンマだけがレティーが亡くなると利益を得る事が出来ます。しかしピップとエンマの行方は分からないままでした。

一時はパトリックとジュリアを疑っていたグラドックですが、本人であると確認された為、今度はソニアがこの村にいるのではないかとグラドックは考えていました。

そして、3人の候補者が浮かんでいました。

スウェッテナム夫人、マーガトロイドとヒンチクリフです。3人共昨日の誕生日パーティーに参加し、殺人の予告日の夜もブラックロック家に居ました。

グラドックはソニアの写真を探しにジュリアの案内で屋根裏部屋へ来ましたが、アルバムからソニアの写真だけが無くなっていました。

しかしグラドックは屋根裏部屋で何通か手紙を見つけました。そしてグラドックはその手紙をジェーンに見せる為牧師館へ訪れます。

行き詰った事件は解決の糸口を見つける事は出来るでしょうか…

ジェーンの推理は大詰めを迎えています…

第9話 ポケットにライ麦を1

ある朝、投資信託会社社長のフォテスキューが会社で毒殺されます。

ニール警部補は医師から植物性の毒だと聞きますが、フォテスキューは会社で何も飲食していません。医師は効き目が出始めるのに時間がかかる物もある…朝食もありうると言います。

ヘイ巡査部長がフォテスキューが着ていたスーツを調べると、ジャケットのポケットからライ麦の種が入った袋が出て気ました。何故ポケットにライ麦の種が入っているのか…ニールとヘイは鳩に餌でもやっていたのか?と不思議に思います。

ニールは、先ず会社の秘書のグローヴナーと事務員のグリフィスに尋問を始めます。

ヘイが、フォテスキューの家族を調べると複雑な関係が浮かび上がります。

先ず先妻には20年前に先立たれ2年前に年の離れた若い女性と再婚していました。その結婚は家族から歓迎されていません。

2人の息子は犬猿の仲で、兄のパーシバルは会社を手伝っていますが、弟のランスは父親とケンカしアフリカへ行っているようです。

パーシバルは、父と同居していますが現在出張でリーズに行っていました。

事務員のグリフィスの証言では、社長の様子が最近変わってしまい、金遣いが荒くなったようです。またパーシバルと仕事で揉めており、ランスを帰国させる話をしていたようです。

ニールとヘイはいよいよフォテスキューのイチイ莊へ向かいます…

第10話 ポケットにライ麦を2

そして第2の殺人が起こってしまいます。後妻のアデルが、居間で死んでいるのを家政婦長のダブとパーシバルが発見します。

そして朝からメイドのグラディスの姿が見あたりません…

グラディスは前日同郷のジェーンに電話を掛けていましたが、ジェーンが留守をしていた為直ぐに電話を切ったようです。

ジェーンは新聞記事から、グラディスが働く屋敷で起こった一連の事件を心配していました。

いよいよジェーンが事件の起こったイチイ莊へ乗り込みます。

ジェーンの頭の中には、マザーグースの童謡「ポケットにライ麦を詰めて歌うは町の唄」の歌詞が流れます…

「6ペンスの唄」

6ペンスの唄を歌おう
ポケットにはライ麦がいっぱい
24羽の黒ツグミ
パイの中で焼き込められた

パイを開けたらそのときに
歌い始めた小鳥たち
なんて見事なこの料理
王様いかがなものでしょう?

王様お倉で
金勘定
女王は広間で
パンにはちみつ

メイドは庭で
洗濯もの干し
黒ツグミが飛んできて
メイドの鼻をついばんだ

メイドのグラディスは無事でしょうか…

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只今こちらの動画配信サイトでご視聴頂けます

(配信は投稿時のものとなります)      

 

勝手に私見考察

アガサ・クリスティーは「そして誰もいなくなった」でも童謡の歌詞を引用した見立て殺人の推理小説を書いています。この作品は、世界で1億部以上読まれている作品です。

ミス・マープルシリーズの見所は、確かに彼女の推理による所が大きいですが、事件を担当する警部とジェーンの関係も面白いですね。

シーズン1では3人の警部が出てきます。スラック警部やグラドック警部は他の作品にも出演します。特にスラック警部のせっかちでジェーンを快く思っていないが、結局ジェーンの力をかりる顛末等スラック警部のキャラが立ちますね。

また、アガサ・クリスティー作品では所謂上流階級の人々の優雅な暮らしの中で、尚欲深い犯人が綿密な計画殺人を起こし、犠牲者には無邪気で何の落ち度もない人が殺される…

その犯人を推理好きのおばあさんが暴くところにスッキリさせられます…(水戸黄門に似てるかな?)

ジョーン・ヒクソンの他にもミス・マープルは、ジェラルディン・マキューアン版・ジュリア・マッケンジー版等多くの女優さんが演じています。

私はまだ観ていませんが、女優さん別で比べても別の楽しみ方が出来ますね。

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