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【映画:ラブ・クレイジー】感想~1晩だけのアバンチュールが…2組のカップルが見つけた恋の結末は

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今回紹介する映画は ラブ・クレイジー セックスだけの関係

2008年アメリカ映画(上映時間96分)

監督:ジョエル・フィルテル

タイトルだけを見ると、アダルトな映画かなと思っていましたが、感想が良かったので観てみました。

メインキャストが4人の男女。

ストーリーも単純な設定で、頭を使わずに観られる作品です。

2組の男女が求めた恋愛の形は…

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キャスト紹介

ダナ:アンバー・ベンソン

クリスティ・アン:クリステン・カー

スタニー:スティーヴィー・ロング

ジョー:ヨハン・アーブ

Strictly Sexual – Official Trailer

あらすじ

セフレから始まる恋

失業中のスタニーとジョー。

2人は、職を探してロスに辿り着きましたが、この1か月間仕事は見つからないままジリ貧状態になっていました。

ホテルのバーでお酒を飲む2人は、逃げる計画をする始末…

一方、ホテルのトイレで化粧直しをする脚本家のダナと駆け出しデザイナーのクリスティ。

リッチな2人の目的は、男娼を買うことでした。

そして、バーでそれらしい男性2人が目に留まります。

彼女たちが声をかけた相手とは…ジョーとスタニーでした。

しかもダナは、2人の飲み代も支払い、おまけにダナの自宅で続きを楽しもうと誘います。

幸運に助けられ、しかもリッチな女性に誘われたスタニーとジョー…行くしかない!

そして、スタニーとダナ、ジョーとクリスティに分かれ、4人は一夜限りの関係を楽しみます。

翌朝、スタニーとジョーは帰ろうとしますが、ダナとクリスティは報酬に1000ドル支払うと言い出します。

ところが、スタニーは男娼と間違えられていたことに驚き憤慨しました。

一方のジョーは、冷静に1000ドルを受け取りたいと考えていました。

結局、スタニーとダナの言い合いになりお金を受け取らないまま、スタニーとジョーは家を出て行きます。

プライドが高いスタニーとは反対に、ジョーはお金を受け取りに再びダナとクリスティンの元に引き返しました。

ところが…ダナとクリスティンから意外な提案が出されます。

ジョーとスタニーの決断は…

次第に惹かれあっていく2組ですが、かまってちゃんカップルとセックスレッスンから信頼関係を築いたカップル

その恋の行方は?…

貴方は、どちらの恋愛タイプでしょうか?

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只今こちらの動画配信サイトでご視聴頂けます

(配信は投稿時のものとなります)                               

勝手に私見考察

ジョー&クリスティンの場合

ジョーみたいな男性…クリスティンが羨ましい~

スタニーを決して裏切らないところは信頼に値し、決して感情に流されない柔軟な思考の持ち主。

しかも、思いやりや優しさもあって…無いのはお金だけ…おっと

しかし、結局ジョーみたいな素直なタイプの人は、作中でもモデルのスカウトに合ったりと、何処かで助けてもらえるんですよね~ラッキータイプ!

一方のクリスティンも奥手ではあるけれど、ジョーを支配しようとはせず、相手の気持ちを尊重出来る大人の女性。

ダナと友達関係を続けられるだけでもすごいかも…

スタニー&ダナの場合

2人とも共通するのは、相手を受け入れようとしない一人称思考タイプ。

ダナとスタニーは、主導権争いばかりで激しく傷つけ合います。

スタニーは、自分の生い立ちをダナに話すシーンがありますが、既に両親を許していて過去の境遇を既に受け入れているはずですが…

自尊心が高く攻撃的な性格で相手の気持ちより自分の気持ちを優先します。

しかし、ラストシーンではジョーの気持ちを受入れ尊重していました。成長したな~

一方のダナは、本当は自分に自信が持てず、コンプレックを感じている所を指摘されると非常に攻撃的になります。

傷つくことを恐れるあまり、自分を守る為に相手を激しく攻撃します。

ダナは、スタニーの事が本気であっても、結局相手を理解し受入れようとはせずに別れを選択します。

自分の気持ちしか見えていませんでした。

2人は、いったい何に対して怒りを感じているのか…両親なのか…過去の出来事なのか…自分を愛せない!

お互い好きなのに~どうして分かってくれないの~負のスパイラルに突入です。

恋愛で一番重要な事は、自分の素直な気持ちを言葉にし相手に伝える事が出来る力。

恋愛になると中々難しいかもですが…これが出来る人と出来ない人とでは、幸福感に大きな差が出ると思いますよ。

そして恋愛上級者になると、自分の心を満たすにはまず相手の心を満たしてあげる…それを難なくやってしまうんですね…ジョーとクリスティンを見ているとそんな事を感じます。

正反対のカップルを通し、人を愛する事とは支配する事ではない。

また、セックスは刺激を求めるだけでなくて、信頼関係を築く行為なんだよと描かれ、

恋人たちへのメッセージもしっかりと伝わってきます。

ラストの恋の顛末も、やっぱそうなるよね…と納得。

タイトルに惑わされそうですが、レビュー通りの良作なラブストーリでした。

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