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【映画:めぐり逢わせのお弁当】600万に1個の偶然から始まった恋~ハングリー国インドを体感~

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今回紹介する映画は、めぐり逢わせのお弁当

2014年作品のインド映画

映画『めぐり逢わせのお弁当』予告編

一番興味を引いたのは、主人公2人をめぐり逢わせた…

ダッパーワーラーという職業

 

ダッパーワーラーは、組織化されたビジネスとして成り立っていて、ムンバイでは100年以上の歴史があるという事にビックリ!

しかも下層階級の読み書きが苦手な人達が構築した職業。

600万個に1回とミスの割合を算出したのは、あのハーバード大学。

何と、チャールズ皇太子が見学に行くほど欧米で注目されている。

 

職場にレンジが無くても暖かいお弁当が食べれるし、主婦も朝の忙しい時間にお弁当を作らなくていいなんて…ちょっと羨ましいと思ったりもしました。

(我が家では前日の夜に作ってしまうし、冷凍食品という強い見方もいるからそれ程でもないか~)

イメージでは、インドって時間にルーズ…大雑把…と思っていましたが、

インドの巨大マーケット市場で、自転車や電車を使って運搬車両を使わない(渋滞だらけで無理だろうけど)配達システム…本当に関心しました。

 

キャスト紹介

サージャン:イルファーン・カーン

イラ: ニムラト・カウル

シャイク:ナワーズッディーン・シッディーキー

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あらすじ

初老男性と孤独感を抱いた主婦のプラトニックラブストーリー

イラは、夫と娘の3人でムンバイの集合住宅で暮らしています。

イラは夫の気を引くために色々と努力をしますが、夫は家庭に無関心で、家に帰っても会話もしてくれません。

ただ、食事して寝て起きて会社に出かけて行きます。

虚しい毎日を過ごすイラでした。

上階には、イラの叔母が住んでいます。彼女は寝たきりになった夫を介護していました。

イラにとっては、ただ1人の相談相手です。

叔母のアドバイス通りに、イラは夫のお弁当作りに毎日励んでいました…

会計士のサージャンは、定年が間近に迫っていました。

そこへ、後任のシャイクが紹介されます。しかし、サージャンは人との関わり合いが苦手でシャイクに仕事を教えようとしません。

しかし、シャイクは気にもせずサージャンに食い下がってきます。

サージャンは「4時45分に来い」と言って、お昼休みだからとシャイクから逃げて行きました。

サージャンは、いつも近所の飲食店からお弁当サービスを利用していました。

しかし、今日のお弁当はいつもと違っています。サージャンは、戸惑いながらもお弁当を食べ始めます…

その日の午後、イラの元にお弁当箱が返ってきました。

何と珍しく、綺麗に完食されています。

早速、叔母に報告しました。

叔母は、これで夫婦仲は上手くいくと言います。

イラの心も久しぶりに晴れます…

4時45分。

時間になってもシャイクは、おしゃべりをしていてサージャンの所へやって来ません。

すると、サージャンは隙をみてササっと帰ってしまいました。

一方、イラはお化粧をして夫の帰りを待っていました。

インターホンが鳴り夫を出迎えます。

しかし、夫はいつもと変わらず無言で家に入ってきます。

「お弁当はどうだった?」思わずイラは訊きました。

「美味かった」「カリフラワーが特に美味しかった」と夫が答えます。

その頃、サージャンは、お弁当を注文している店に立ち寄っていました。

退職前に弁当サービスの解約と今日のお弁当がとても美味しかったとお礼を伝えるました。

しかし、店主は不思議そうな顔をします。

 

間違ったお弁当を食べた夫…では、イラのお弁当を食べたのは?

翌日の昼休み、サージャンがお弁当を食べようと蓋を開けると手紙が入っていました。

それは、イラの思いが綴られた手紙でした…

手紙を読んだサージャンが取った行動は…

勝手に私見考察

 

インド映画は、何時も胸にグっと刺さるものがありますね。

イラとサージャン

サージャンとシャイク

サージャンの心を変えていく2人との出会い…ジンワリきます…

シャイクは、ハングリーなインドの青年そのものです。

孤児のシャイクは、名前も自分で付け独学で会計士の勉強をしてきたと自身の生い立ちを語っています。

こうしたハングリー精神みたいなものがインド中溢れているような、そんな活気溢れる印象を画面から受けます。

初めはウザいくらいでしたが、サージャンに冷たくされても、サージャンの悪い噂を聞いても一歩も引かず、食らいつてくる姿に感動すら感じます。

そして、正に類友!イイ人にはイイ人が集まると聞きますが…

それは、嫌な人もいい人に変えてしまうという事でしょうか…

 

それとも、サージャンも奥さんが亡くなってしまってから心を閉ざしてしまったが、本来は良い人だったのかもしれません。

何時も孤独だったから、イラとの手紙のやり取りや、シャイクのひた向きさに触れ、久しぶりに心の触れ合いを感じたのでしょう。

偏屈爺さんから、思いやりのあるジェントルマンに変わっていきます。

何歳になっても人は変われるんです!

恋の力は凄いですね。

 

ストーリーのラストは、人それぞれ解釈出来るような終わり方になっています

サージャンには、固定概念を捨ててイラの元へ突っ走って幸せを掴んで欲しい…

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