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Netflix『チェスナットマン:かくれんぼ』独自徹底解説! 数え歌が誘う恐怖のかくれんぼが怖すぎる 

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今回紹介するドラマは チェスナットマン:かくれんぼ

デンマーク発の大ヒット北欧ノアール『チェスナットマン』

待望の続編となるNetflixオリジナルシリーズ

前作の衝撃的な事件から時が経ち、

コペンハーゲン警察のナイア・トゥーリンとマーク・ヘスの刑事コンビが

再び狡猾で残忍な連続殺人事件に挑みます。

シーズン1はこちらで↓紹介しています

概要

2026年5月7日Netflixにて配信されたデンマークの犯罪ドラマシリーズ

原題Kastanjemanden: Tælle til en, tælle til to / 英題:The Chestnut Man: Hide and Seek

全6話(1話 43~54分)

原作:デンマークの作家ソーレン・スヴェイストルップの『1まで数えて2まで数えて』

The Chestnut Man: Hide and Seek | Official Trailer | Netflix

 

見どころ

無邪気な数え歌が誘う恐怖の「かくれんぼ」

『チェスナットマン:かくれんぼ』では、

数え歌をモチーフに連続殺人が起こります。

見立て殺人の代表作と言えば、アガサ・クリスティーの『そして誰もいなくなった』

を思い浮かべますが、

本作ではこの数え歌こそが犯人へ繋がる唯一のカギになっています。

犯人からSNSに送られる動画と数え歌!

それは、巧妙に仕組まれたストーキングと脅迫で、

ターゲットたちは、極限の心理的プレッシャーに追い込まれていきます。

前作に続いて北欧ノワールを堪能できる重厚な作品です。

 

ヘスとトゥーリンの関係が歯がゆいのは何故?

シーズン1のラストでは、2人の関係がこれから発展するのかな?

と期待を持たせて終わったのですが…

一転、シーズン2の第1話で、

2人は6ヶ月程つき合ったものの、突然ヘスが仕事に逃げて破局。

そして、2人は事件の捜査で2年ぶりの再会という

微妙~な関係から始まります。

では、なぜヘスは順調だった恋愛に終止符を打ったのか?

そこで、独自に考察していきたいと思います。

ヨーロッパの作品アルアルですが

こうした背景が作中にハッキリと描かれず、

1シーンやセリフから何となく汲み取るしかありません。

それとも字幕だから省略されているのか?

まず、ヘスの兄が意識不明で発見され、ヘスがコペンハーゲンへ戻って来ました。

その時、2人が唯一の身内で、長らく音信不通だった事が判明します。

ここから、ヘスは家族と死別あるいは離散した悲しい過去があると推測されます。

また、シーズン1では

ヘスは妻と3ヶ月の子供を火事で亡くし

情緒不安定な状態でトゥーリンと出会っていました

と…いう事は、ヘスは2度も家族を失っていたのです。

そんな彼の心理状況を察るに、

2人の関係が順調になればなるほど、

ヘスは辛い過去がオーバーラップして、

精神的に追い込まれたのではないでしょうか?

でも、トゥーリンとリーを大切に思う気持ちに変わりはない。

そこへ、仕事の話が舞い込み2人から逃げ出した!

トゥーリンもそんなヘスの気持ちを理解していたからこそ

一度も彼を責めなかった。

いや~トゥーリンのヘスへの気持ちは恋愛以上のものだったのではないかな

いかがでしょうか。

皆さんはどう思いますか?

おススメ度:★★★★★ 緊迫のミステリーの面白さはもちろん、「わが子のためならどこまでできるのか」という胸が痛くなるほどの母親の愛の極限を描いた重厚なストーリー。ラストは…個人的にはヘスの決心にジンとくる展開で胸アツなヒューマンドラマでもありました。

 

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キャスト紹介

ナイア・トゥーリン/ダニカ・クルチッチコペンハーゲン警察のIT部門NC3に配属され
仕事と家庭の両立が出来るようになったが
成長したリーからは疎ましがられ寂しさを感じている
マーク・ヘス/ミッケル・ボー・フォルスゴーユーロポール(欧州警察組織)の刑事
2年前にトゥーリンと破局している

兄のヨンの看病のためコペンハーゲンへ戻って来た
サンドラ・リンドストロム/
        カティンカ・レルケ・ペテルセン
過去にハッカーをしていてトゥーリンに逮捕されたが、
逆に腕を見込まれNC3で働くことになたスペシャリスト
エスラ・フォルダーガー/オズレム・サグランマクストーカー事件の担当になった殺人課の刑事
マリー・ホルスト/ソフィー・グラボル高校の教師
2年前に長女のエマが何者かに殺害され迷宮入り夫とも離婚
再審請求が却下され傷心なうえ、事件に執着するあまり家族との距離が出来てしまい心を痛めている 
シグネ・モラー/イダ・セシリエ・ラスムッセン交通事故で家族を亡くしている
マリーの親切な友人で唯一の理解者

あらすじ 第1話(57分)

1992年 ホーンスヘレス

1台のバスが湿原へ向かっていた。

バスの中は、小学校低学年の子供達がはしゃいで大騒ぎしている。

「おい!話を聞け 座りなさい 君たちもだ」

引率の教師ビャーケが子供達に注意するが、

彼らの耳には全く入っていない。

「やかましすぎるぞ」

更に大きな声を上げるが、バスは湿原まで静かになることはなかった。

一行は到着すると、さっそく湿原の散策に出発した。

そして、広大な湿原をどれだけ歩いたのか…

1人の生徒が疲れた様子でビャーケに訊ねた。

「もう着く?」

「ああイミール すぐだ」

そして、いよいよ目的地に到着すると、

ビャーケはさっそく自然について生徒たちに質問を始めた。

「この木の樹齢は?」

「さあ」

その時、1人の生徒が叫んだ。

「あれは何?」

「ティーナ何してるの?」

女性の教師が慌ててティーナを追いかけた。

「行こう」

すると、他の生徒たちも好奇心に駆られ、ティーナの後を追った。

「危ない 慌てるな」

最後にビャーケも彼らに続いた。

すると、観察をした生徒たちは、初めて見る光景に驚いて騒めきたった。

「うわ! 気持ち悪い」

「血だらけだ」

「こんなのかわいそう」

「誰がふんだの?」

「これは何?」

一様な生徒たちの反応を見たビャーケは、

静かに子供たちの輪の中へ入って行った。

「さわるな」

「死んでる?」

「見せてくれ」

ビャーケは囁くように言うと、持っていたポケットナイフを取り出した。

そこには、孵化の途中で巣から落下した卵が割れている。

「死んでる」

割れた卵の中で死んでいるヒナを見て、

ビャーケが残念そうに言った。

「そんな かわいそう」

みんなも残念そうに口々に言った。

「ほら 胚が見える?」

しかし、ビャーケは、この稀なチャンスを活かそうと

ポケットナイフにヒナの死骸を引っかけ、

生徒たちに見せた。

「うん 血が出てる」

子供たちの表情は、どんどん険しくなった。

「くちばしと目も」

「うん」

「見て」

次に、ビャーケは枝の上の巣を指さした。

「見てごらん」

「うわ」

生徒たちは一斉に驚いた。

「めったに見られない」

「おえっ」

その巣に、1羽のヒナが誕生していた。

「何だかわかる?」

「ううん」

「カッコウのヒナだ」

「キモイ」

「うわ」

子供たちとって、生まれたてのヒナは

気味の悪い生き物にしか映らなかった。

「別の卵を巣の外へ押し出す」

「どうして?」

「生き残るために一掃する」

「また死んじゃう」

女子生徒のティアが心配そうに言った。

「そうだ」

ビャーケが答えると同時に

そのヒナが最後の卵を押し出し、

地面の岩に当たった卵は割れてしまった。

残酷な自然を目の前に

「そんな」

「うわ」

「かわいそう」

子供達は一斉に残念がった。

「残酷なわけじゃない 自然の摂理だ」

ティアが悲しそうに割れた卵を見ている。

「夏には鳴き声を聞ける」

しかし、ビャーケの一言で子供たちの表情が明るくなった。

「どんな声?」

「“カッコーカッコー”」

次々に子どもたちが真似をして笑顔になっていった。

「ねえ お昼ごはんの前にかくれんぼしない?」

「する」

女性教師の提案に、今までの観察を忘れたかのように

子供たちは元気に返事をした。

「鬼はイミール」

「なんで」

「いいから さあ」

みんなが盛り上がっている間も、

ビャーケはカッコウのヒナが気になって見守った。

そして、イミールが数え歌を始めるとみんなが一斉に散らばった。

「“数えて3、4簡単だ さっさと潰してスクランブルエッグ

数えて5 数えて6

豪傑トロール魔女と子を持つ

数えて7、8次は9 何も生えてこない僕のボタン穴

数えて10 これで最後 自由に皆かぶるナイトキャップ”

行くよ」

歌い終わったイミールは、辺りを見回しながら森の中を探し始めた。

「何か言って」

どんよりと薄暗い森の中は、不気味に感じ心細くなってくる。

「“カッコー”と」

捜し回っても誰の気配もなかった。

「返事してよ」

「見つけた」

「うわ」

1人は見つけたが、

まだまだ広い森の中、イミールはみんなを探し回った。

「何か言ってよ “カッコー”と」

しかし、森にはカラスの鳴き声しか聞こえなかった。

「楽しくないよ」

イミールはもう嫌になっていた。

「返事して おーい!」

すると、誰かがやっと返事をしてくれた。

「おーい」

イミールは、声のする方に顔を向けた。

「見つけた」

そして、やっともう1人見つけて走り出した。

ところが、イミールは信じられないモノを発見してしまう。

それは、まるで鳥の巣のように敷かれた枝の上で、

体を丸めた少年の死体だった。

「ビャーケ 男の子が死んでる!」

イミールは一目散に駆け出した。

またその頃、もう1つの無残な死があった。

それは…

つい先ほどまで、生徒たちが観察していたカッコーのヒナだった。

ヒナは、口と片足を木の枝で串刺しにされ、

もう片方の足が、ピクピクと微かに動いていた…

続きは本編で!

只今こちらの動画配信サイトでご視聴頂けます

(配信は投稿時のものとなります)  

Netflixで今すぐ観る

 

 

まとめ|この結末にモヤッとするあなたへ徹底解説

ここからはネタバレを含みます

 

事件解決になくてはならないトゥーリン

しかし、主役のはずの彼女は、DV夫の銃弾に倒れ殉職してしまう…

しかも…シーズン中盤での死。

エ~ってみんな驚きましたよね まさかの展開でした

やっと、ヘスとの関係が前進すると思いきや…

さあ~、またヘスは愛する人を失うことに…3度目です。

運命ってヤツは~ 

それでも、事件の真相に迫れたのは、

アクセルからトゥーリンへ渡された33年前の事件ファイルのお陰でした。

そのファイルから、トゥーリンが手配していたビデオテープ。

テープには、犯人がたまたま口ずさんだ数え歌が残っていました…

この展開もいいよね~

では、チョット飛びます~

事件解決後、

ヘスは、重大な決心を固めます。

ユーロポールを辞め、

コペンハーゲンで暮らすため広いアパートを購入しました。

それは、ここでリーと暮らすため!

あれほど躊躇していたのに…

なぜ~?

では、ここから考察していきます。

まず、思ったのは

ヘスとリーは、いつしか恋愛感情を抱くようになったのでは?

亡きトゥーリンへの寂しさが、お互いを惹きあい…

特に、ラストの抱擁シーン!2人の絆を感じる場面でしたが…

イヤ違う!

きっと、ヘスはトゥーリンを育てた養父アクセルのように、

トゥーリンとアクセルも血のつながりはない(シーズン1で少し語られています)

リーを家族として支えようと決心をしたと思ったんです。

そして、ヘスは初めてリーをしっかりと抱きしめました。

やっと、彼女を受け入れたのです。

そうです、トゥーリンの一番大切な人を引き受けたわけです。

トゥーリンの愛情も大きかったけど、ヘスもその愛に応えた!

残酷な殺人事件と深~いヒューマンドラマ!

これだから北欧ノワールはやめられない!

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