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【ドラマ:ウェントワース女子刑務所 シーズン3】あらすじ、感想。熾烈な戦いが遂に決着!

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今回紹介するドラマは ウェントワース女子刑務所 シーズン3

2013年からオーストラリアで製作されているテレビドラマシリーズ

シーズン3は、2015年にオーストラリアの有料テレビチャンネルSoHoで放送されました。

全12話(1話 45分前後)

原題:Wentworth

女性刑務所を舞台に、男性社会でみられるような激しい権力闘争を

実は繊細で脆さを持った女性達が戦うことでストーリーに感情移入しやすく

硬軟に複雑な人間模様を絡めた群像劇にハマってしまいます。

しかし、この素晴らしいドラマの撮影の影では…

S3までの撮影が、オーストラリアのビクトリア州クレイトン郊外の専用セットで撮影された為、

家庭を持つ多くのキャスト、スタッフにとって、長期間家族と離れ離れになってしまう過酷な状況下だったようです。

Wentworth Season 3 Official Teaser | showcase on Foxtel

娘の仇ブレイデンを殺し、見事に復讐を成し遂げたビー

ところが、殺人犯のビーに対し世間の注目度は高く、熱烈な支持者も現れていました。

その一方、看守長ファーガソンは刑務所の管理体制が問われ、彼女は追い詰められる事になってしまいます。

このファーガソンの執念深さが半端ない!

怖いわ~

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キャスト紹介

主役のビー・スミス役ダニエル・コーマックや

ジョアン・ファーガソン役パメラ・ラーベは、オーストラリア、ニュージーランドでは、常に賞レースに上る実力派俳優です。

そして、どの役者さんも大根がいない迫真の演技が素晴らしい!

このドラマでは、常にスッピンでブルーの受刑服姿や制服。

その為、リズ役のセリア・アイルランドやブーマー役のカトリーナ・ミロシェビッチは、外で会った人達から

「実際は綺麗ね」や「本当は小柄なのね」とよく声をかけられたそうです。

実に、役者魂!を感じされられるシーンの連続でした(女優であのお腹のぜい肉を見せるんですもの)

S2までのメインキャストはこちら↓でご確認ください。

ブリジット・ウェストフォール/リビー・タナー

ウェントワース女性刑務所の法医学心理学者として赴任します。やがてファーガソンと反目するようになります。

カレン(カズ)プロクター/タミー・マッキントッシュ

ブレイデンに復讐を果たしたビーを強烈に支持する自警団のボス。

ジョディ・スピテリ/ピア・ミランダ

刑務所の厨房担当者。フランキーの新しい恋人で、後にファーガソンに虐待されてしまいます。

ソフィー・ドナルドソン/エド・ウィナ・サミュエルズ

リズの娘。免許停止中の飲酒運転で交通事故を起こし、男性を死なせてしまった罪で服役する事になってしまいます。

ルーシー・ガンバロ/サリー・アンアプトン

レズビアンでC型肝炎を患っている囚人。粗暴で新人イビリや集団レイプを起こすなどトラブルメーカー。

ティナ・メルカド/チャーリー・ジョー

アジア系麻薬密売グループの仲間。ビーの命令を無視して刑務所内で麻薬を売る為、よくマキシンから制裁を受けます。

あらすじ

無期懲役の判決を受けたビーは、再びウェントワース刑務所に戻って来ました。

身体検査室には、ヴェラだけでなくファーガソンまで待っていました。

ファーガソンは

「規則を破ったらタダじゃおかない」

と言って自分が刑務所の支配者だとビーに釘を指します。

その後、ファーガソンはフランキーを呼び出し、囚人達の情報提供に対してフランキーの敵を排除すると約束した取引を確認し合います。

ところが、フランキーの情報は明らかに不確実なものが多く、中には間違った情報もありファーガソンには不満でした。

しかし、それはフランキーが密告者にならないために意図的にしている事でした。

そして、フランキーもビーが片付いていないと反発してみせます。

2人の意見は平行線をたどり、ファーガソンは「取引は無かったことに」と言って立ち去って行きました。

いよいよビーが一般棟に戻る時が来ました。

囚人達は、屋外で各々の仲間とリラックスしています。

すると、マキシンがビーに気づき彼女を出迎えます。

「裁判の結果は?」

心配していたマキシンは、真っ先にビーに尋ねました。

ところがビーは、その事には答えず

「皆は?」

と逆にマキシンに返しました。

「何も問題ない」

マキシンが答えます。

そこへ、ティナとシンディが怒って近づいてきました。

ティナは、英語の話せないシンディに代わってフランキーの苦情を訴えてきました。

どうやらフランキーは、シンディに厨房の使用を拒否して売春婦呼ばわりしたようです。

「私が話を付けておくとシンディに伝えて」

ビーは、そう言って2人を追い払うと、マキシンと顔を見合わせ、この子供じみた苦情に呆れていました。

その後、ビーとマキシンがH棟に戻ると、ドリーンとジェスが赤ちゃんのエコー写真を見てはしゃいでいました。

ドリーンはビーの裁判の結果を尋ねますが、

「話したくない」

ビーは断ると部屋に閉じこもってしまいます。

仮釈放の無い無期懲役…

そのことが、ビーの心に重くのしかかっていました。

「ビー・スミスは要注意人物よ」

その頃、ファーガソンはオフィスに看守たちを集めていました。

ビーが反抗した場合は、厳しく罰するように檄を飛ばします。

「優しさが仇となってウィルは4ヶ月の停職になった」

ファーガソンは、わざわざジャクソンを名指して貶めました。

そして「戻れて良かったわ」

彼女はそう白々しく言うと、ジャクソンに冷たい視線を向けます。

続いて、ファーガソンは国の要請に従って、直ちに刑務所内を禁煙にすると指示を出します。

しかし、それを聞いた看守たちは騒めきます。

既にファーガソンは、囚人達にテレビや面会の制限をかけていました。

それに加えて禁煙までも…

堪らずリンダは、ファーガソンに反論しましたが、

「国の政策を無視しろと?」

ファーガソンはリンダの言葉を遮ります。

「世間がうちに注目しているの。囚人からタバコを没収して」

「了解です。仕事に戻って」

ヴェラはそう言って看守たちを促しました。

「このままじゃ問題が起きる」

部屋を出ると、ジャクソンはヴェラに忠告しますが

「それを防ぐのが仕事よ」

そう言うとヴェラは、休憩室に座っている女性に気づきジャクソンに紹介します。

ブリジット・ウェストフォールは、再犯防止対策でウェントワースに常駐する事になった犯罪心理学者です。

するとジャクソンは

「ビーは終身刑だから再犯の心配はない」と伝えます。

「いつ判決が?」ブリジットが尋ねました。

「今朝よ。会議で報告された」ウェラが答えるとブリジットは足早に出て行きました。

ブリジットはファーガソンを見つけると、今朝の会議に自分だけ呼ばれなかったことに対して異議を唱えました。

「あなたは、うちのスタッフじゃない」と言うファーガソンに、ブリジットはチームの一員だと食い下がります。

「次は声をかける。他には?」

ファーガソンは、ブリジットとの会話を終わらせたそうでした。

するとブリジットは、次にビーとの面談の承諾を求めます。

しかし、ファーガソンは面談を渋りました。

そこでブリジットは、理事会の意向を持ち出しファーガソンに釘を指します。

「チームに加わりたいのなら私の指示を仰ぐことね」ファーガソンもブリジットを牽制します。

「もちろんです。面談の許可を?」

「ビーに操られないように気を付けて」

ファーガソンは渋々承諾しました。

こうしてブリジットの存在は、ファーガソンに敵認定されてしまいます…

続きは本編で!

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勝手に私見考察

面白かった~!

クリフハンガーでEPを繋いでいるので、途中で止められないストーリー展開でハマってしまいます。

巧みに人々を操り、貶め支配を強めていくファーガソンですが…

その上手をいくビー!

また、新たにブリジットという厄介者が現れてファーガソンの正体を暴きます。

シーズン3では、女同士の熾烈な心理戦が幾つも繰り広げられ見応えタップリでした(ドロドロです)

そして、冷静沈着なファーガソンの異常性が露わにもなります。

ファーガソンの正体に気づいた人たちは、互いに連携し彼女の悪事を暴き始めます。

正に、敵の敵は味方!

こんな執拗な脚本を書けるって…どんなん?

しか~し!激しい権力闘争とは真逆に同性同士の純愛、友情といった感動シーンも満載で見所になっています。

シーズン4もこちらで↓紹介しています!

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