ブログランキングに参加しています

【Why Women Kill 〜ファビュラスな女たち〜 】あらすじ、キャスト マーク・チェリー製作のブラックコメディ

スポンサーリンク

今回紹介するドラマはWhy Women Kill 〜ファビュラスな女たちシーズン1

愚痴を聞いてください…

気づいた方はいるでしょうか?

実は、サイトのトラブルに見舞われ~(最終的にプロにお願いして修正してもらいました!)

消えた投稿記事は6つ!

ハ~どこへ消えた~

そして、今回の

Why Women Kill 〜ファビュラスな女たち〜 シーズン1の記事を書くのはこれで3回目!

3回~⁉ 涙チョチョ切れ…

思わぬ出費にまたもや涙チョチョ切れ

それでは、愚痴はここまでにして、気を取り直して完結したいと思います。

今度こそ!

Why Women Kill 〜ファビュラスな女たち〜 解説

2019年アメリカ CBSインターナショナル・チャンネル

製作総指揮・脚本:マーク・チェリー(代表作:デスパレートな妻たち)

全10話(1話43分~54分)

タイトルを直訳すれば【なぜ、女性は殺すのか】

何とも興味をそそられるタイトルです。

そして、原案・製作総指揮がマーク・チェリーならば期待は裏切らないでしょう。

おすすめ度:★★★★★(満点) とっても面白かった!
【「デスパレートな妻たち」クリエイター × ルーシー・リュー】「Why Women Kill ~ファビュラスな女たち~」シーズン1 予告編(9/20(火)Hulu独占配信)

物語は1軒の豪邸で繰り広げられる、異なる時代(1963年、1984年、2019年)の3人の女性たちが

なぜ、殺したのか…

を描いたアンソローなブラックコメディ。

また、この作品では各時代のファッション、メイクやインテリアまで楽しむことができて、

おまけに、アメリカ社会の時流の変化も感じられる

実に贅沢な作品になっています。

スポンサーリンク

キャスト紹介

1963年
ベス・アン・スタントン/ジニファー・グッドウィン

ロブの妻で従順な専業主婦

ロブ・スタントン/サム・イェーガー

ベスの夫でロケット開発エンジニア 

エイプリル・ワーナー/サディ・カルヴァーノ

歌手を夢見ているダイナーのウェイトレス ロブの浮気相手

シェイラ・モスコーニ/アリシア・コッポラ

スタントン夫妻の隣人 ベスの相談相手

メアリー・ヴラシン/リオ・ティプトン

スタントン夫妻の隣人 夫からDVを受けている専業主婦

1984年
シモーネ・グローブ/ルーシー・リュー

3度の結婚をしているセレブ 

カール・グローブ/ジャック・ダベンポート

シモーヌの3番目の夫

トミー・ハート/レオ・ハワード

ナオミの10代一人息子で密かにシモーヌに想いを寄せています

ナオミ・ハート/ケイティ・フィネラン

シモーヌの裕福な友人で未亡人 一人息子のトミーに干渉する母親

2019年
テイラー・ハーディング/カービー・ハウエル=バティスト

イーライの妻 バイセクシャルでオープンマリッジを公言しています。

イーライ・コーエン/リード・スコット

テイラーの夫で書けない脚本家 テイラーの主張するオープンマリッジを受け入れています

ジェイド/アレクサンドラ・ダダリオ

テイラーの浮気相手

ラマー/ケヴィン・ダニエルズ

イーライのエージェント

デューク/ケヴィン・マクナマラ

ジェイドの元カレ

あらすじ 第1話 殺人とは決して後悔しないこと(48分)

夫たち
ロブ・スタントンの場合

ベス・アンとは高校で知り合い、彼女はサンドイッチを作りボタンをつけてくれた

世話好きな子は本当にセクシーだ

初夜の時は、バージンだった

彼女は、主婦を望んでた

すごく幸せだった。数年間は…

カール・グローブの場合

シモーヌとは、慈善興業で会った

彼女は、数えきれないダイヤに美しいドレス姿で登場

自分がイイ女だと知っている歩き方だった

私は3番目の夫

彼女は、買い物とパーティが好きだ

すごく幸せだった。秘密がバレるまで

イーライ・コーエンの場合

テイラーと会ったのはデモ。

男性優位の排除を訴えていたが、よく覚えていない。

その演説中、こう考えてた“超エロいフェミニストだ”と

彼女はバイだった

妻は弁護士。ユダヤ人の両親は大喜び

そして、とんでもない事に…

パサデナの豪邸の住人たち
1963年

パサデナのある豪邸に1台の車が止まりました。

「信じられる?」

車から降りたロブ・スタントンは、豪邸を見て驚嘆します。

「まあ、ロブ素敵な家だわ」

彼に続いて妻のベス・アンも嬉しそうに豪邸を眺めました。

「君の夫は、クソほど裕福ってこと」

ロブは、冗談めかして汚い言葉を使うと豪邸の敷地に入って行きました。

ベス・アンはロブの汚い言葉遣いに驚いて振り返ると

その視線の先で子供たちと遊んでいた隣人の夫婦と目が合います。

「どうも、こんにちは」

「こんにちは。シーラ・モスコーニよ。夫のレオよ。」

「越して来たの?」

ベス・アンは、慌ててモスコーニ夫妻の元に駆け寄ると、ロブの汚い言葉遣いを詫びました。

「気にしないで、うちはブルックリン出身よ」

「そうだ、クソとも思わんよ」

ベス・アンは、隣人夫妻の思いも寄らない慰めの言葉に戸惑いながら

「そう…会えてよかったわ」と言うのがやっとでした。

すると

「後で家に招待して!近所の嫌な人の情報を教えるわ」

さっそくシモーヌは、インテリアを比べたいようです。

「引越しを終えたらお招きするわ」

ベス・アンは、そう約束して豪邸に戻って行きました。

すると、ロブが既に箱を開け荷物を片付け始めています。

「ご近所さん?どんな感じ?」

「イタリア系よ」

「…」

ベス・アンは少しガッカリした様子でロブに伝えると豪邸の中へ入って行きました。

1984年

「カール?カール?」

シモーヌは、今日もブランドの服で着飾り、夫のカールを探して階段を降りて来ました。

「ここだよ。シモーヌ」

カールは、リビングの豪華なソファに座り読書をしています。

どうやらシモーヌは、美容院に遅刻ばかりしている常習犯のようで、

今日も既に20分も予約時間に遅れているようです。

そのせいでさすがのシモーヌも気が気でない様子です。

今回こそは、美容室からキャンセルをされるのではないかと心配していました。

そこで、シモーヌはある妙案を思いついたようです。

「予約を取り消しさせないで、1時間前に家を出たと言って取り乱すの。ダーリン、ウソつける?」

シモーヌは、甘えた声でカールにお願いしました。

ところが、カールは先週もシモーヌの整形疑惑を払拭する為にウソついたと余裕の表情です。

「あなたは、最高の夫ね」

「トップスリーに入ればいいよ」

シモーヌの3番目の夫のカールは、冗談めかして言いました。

「行くわ」

シモーヌは、投げキッスをすると玄関に向かいます。

「早く戻れよ、パーティは7時からだ」

カールは、シモーヌの背中に向かって忠告しました。

「私は決して遅れない。パーティにはね」

シモーヌはそう言い残すと美容院へ出かけて行きました。

2019年

豪邸の玄関前に1台の車が止まりました。

「ソール。来たね」

豪邸の主人イーライ・コーエンは、改築業者の責任者が来るのを玄関で待っていました。

「今日は何のようだ」

「妻が呼んだんだ。直接会って話したいと」

「まいったな」

それを聞いたソールは、一気に滅入ってしまいます。

そして、2人がドアの中に入ると

「ヘイ、ソール」

妻のテイラーが奥から出て来ました。

どうやらテイラーは、頼んでいた窓の取り付け位置と図面の取り付け位置が違っている理由を確認したかったようです。

ところが、止めておけばいいのに…

ソールは「仕方なく。構造上の問題だ」

で片付けようとしたのです。

しかし、そんな理由でテイラーが納得する訳もなく

「私の想像だけど、早く仕事を終わらせたいから窓を取り付けやすい場所に変えたんじゃ?違う?」

それを聞いたソールは、プライドを傷つけられ

「専門知識がないなら、俺を信用するしかないな」

と啖呵を切ってしまいます。

するとテイラーは

「建築のことは分からないけど、でも契約には精通してる。」

と始まってしまいました…

「契約書には“私が満足しなければ支払い不要”とある。つまり、今もこの先のやり取りでも私のナニの方がデカい。ご理解いただけた?ソール」

「ああ」

ソールは渋々返事をするしかありません。

「よかった」

テイラーは納得したようで、イーライとタッチを交わすと

今度はイーライの出番です。

「気にするな。俺も彼女より小さい。慣れるよ」

そう言って、彼はソールの肩を軽く叩いて慰めました。

続きは本編で!

♦スポンサーリンク♦

只今こちらの動画配信サイトでご視聴頂けます

(配信は投稿時のものとなります)                        

Huluで今すぐ観る 

 

第1話と2話の監督を務めたマーク・ウェブの作品

こちらも↓名作です

勝手に私見考察

この作品は、1話の中で異なる3つの時代の出来事が入れ替わり、同時進行していきます。

混乱しそうかな…と思いきや

シーンカットの場面では、登場人物がドアを出入りするところで時代を変えるなど

とても分かりやすい演出でテンポよくストーリーを3倍楽しめました。

また、製作総指揮のマーク・チェリーは、イデオロギー的には保守派で共和党の党員でもあります。

そうしたこともあってか…

2019年のフェミニストでオープンマリッジを公言しているテイラーに

最終話では、夫のイーライと『死が2人を別つまで』とキリスト教の宣誓を言わせているあたり

皮肉めいていて、正に!ブラックジョークです。

時代的風潮は、1963年→2019年に従い保守色は弱まり個人主義の色合いが色濃くなっていますが、

私的には、1984年の主人公シモーヌの人生が羨ましかった…

なぜなら、自由奔放に生きているように見えても、決して後悔しない人生を歩むあたりカッコ良かった!

シーズン1もかなり面白かったですが

シーズン2は、全く違ったシチュエーションのドラマで更にパワーアップした面白さです!

パラマウントは、なぜシーズン3を止めてしまったのか不思議だ

スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました