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【Netflixドラマ/リディア・ポエットの法律】イタリア初の女性弁護士がモデル!チョットHな歴史リーガルドラマ

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今回紹介するドラマは リディア・ポエットの法律

概要

リディア・ポエットの法律はイタリア製作のドラマシリーズ。

シーズン1は2023年2月15日

シーズン2は2024年10月30日にNetflixにてリリースされている。

また、2024年12月にはシーズン3の更新が決定している人気ドラマだ。

原題:La legge di Lidia Poët

シーズン1:全6話(1話 40分~52分)

シーズン2:全6話(1話 51分~57分)

The Law According to Lidia Poët | Official Trailer | Netflix

見どころ

このドラマは、実在した歴史上の人物が主人公。

実在のリディア・ポエットも

当時の社会的価値観に対して不屈の精神で挑み、その意思を貫いた鉄の女。

このドラマでは、そんな彼女を、お洒落に現代風にアレンジして描いている。

1800年代のイタリアで初の女性弁護士となったリディア・ポエット。他の弁護士同様に学位を取得し実務試験も受け50票中45票の賛成を得て、1883年8月9日に弁護士名簿に登録されたにも拘わらず、女性だという理由で資格を剥奪され、トリノ弁護士会への弁護士としての入会を禁じられる。しかし、彼女は不屈の精神で兄のエンリコ・ポエットの法律事務所で働き、手紙に署名したり法廷で弁論したりすることはできないが、弁護士として実務を行い、エンリコが出張時には彼に変わってその業務を引き継ぎ、必要に応じて男性の同僚を探し出して依頼人の代わりに法廷で弁論を行った。

参考:リディア・ポエット

まあ、いくらイタリアでもあの時代なら貞操観念ももっと強かったはず…

と思われますが

何と言っても、彼女は奔放に恋をし、

自由意思を貫いたリディア・ポエットの生き方が見どころ!

また、キャストのドレスやスーツファッションが

とてもお洒落でその点でも十分楽しめる作品。

なお、実際のポエットの恋愛遍歴は???だが、

彼女は、生涯独身で、子供もいなかった。

その代わり、兄のエンリコと一緒に暮らし、

人は弁護士に人生を捧げたそうな~

おススメ度:★★★★☆ 女性にとって厳しい時代において、颯爽と事件を解決し、冤罪で囚われた人々を助け出す展開にスカッとできる本格的ミステリー。一方で、リディアの恋愛はスッキリしない展開。
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キャスト紹介

リディア・ポエット役のマチルダ・デ・アンジェリス

イタリアの女優、歌手で現在29歳。

実に彼女は、強運の持ち主なのだ。

何故なら、2011年にバンドでデビューを果たし2014にはアルバムをリリース、

女優としても、端役などの下積み時代がまったくなく、いきなり主役に抜擢されている。

しかも、ドラマでも映画でも!

凄すぎるけども…

このドラマを観れば、

その理由がよ~く分かるはず

リディア・ポエット/マチルダ・デ・アンジェリスイタリア初の近代女性弁護士になったものの
女性差別によって弁護士資格を剥奪されてしまう
ヤコポ・バルベリス/エドゥアルド・スカルペッタ新聞記者のテレサの兄
エンリコの屋敷で同居している
エンリコ・ポエット/ピエール・ルイジ・パシーノリディアの兄で弁護士
やむなくリディアをアシスタントにする
テレサ・ポエット/サラ・ラザロエンリコの貞淑妻でマリアンヌの母親
ヤコポの姉
マリアンナ・ポエット/シニード・ソーンヒルエンリコとテレサの娘で庭師のロレンツオに恋している
アンドレア・カラッチョロ/ダリオ・アイタリディアの愛人の商人
ピエルルイジ・フルノー/ジャンマルコ・サウリーノ シーズン2より登場する検察官

あらすじ シーズン1 第1話(52分)

実話に着想を得た物語

トリノ 1883年11月3日

クラシックバレエ公演の開かれるダンジェンヌ劇場には、既に多くの観客が席に着き始めていた。

バレリーナ達は、本番に備えリハーサルに追われている。

「アデーレ?誰か見た? アヘンはやめろ」

開演の時間が迫る中、

プリンシパルのアデーレの姿が見当たらない。

マネージャーは、劇場内を探し回り焦っていた。

「まだ来ていない」

レッスンバーで体を解していた、代役のバレリーナがそっけなく言う。

「君が代役だ 衣装を 他の人はステージへ」

それを聞いた彼女は、喜び勇んで着替えに向かった。

そして、いよいよ開演の幕が上がり、

舞台はまるで何事もなかったように無事に始まった。

だが安心したのも束の間、次なるアクシデントがマネージャーを襲う。

「鍵がありません」

スタッフの男が慌ててマネージャーに駆け寄った。

今度は、倉庫の鍵が見当たらないというのだ。

「親鍵を使って 後で返せ」

マネージャーは持っていた親鍵を渡し、

今度も難を逃れたかに思われたが…

その頃、舞台では代役が無事に役割を果たし演目は順調に進んでいた。

鍵を渡された男は階段を降り急いで倉庫へ向かう。

「急いで」

ドアの前で待っていた係の男が急かした。

そして、2人は中へ入ると、

目当ての大きな木箱を開けた。

だが何と!

その中には、プリンシパルのアデーレが衣裳を着たまま、

変わり果てた姿で横たわっていたのだ…

 

リディア・ポエットは、愛人のアンドレアとアパートで昼下がりの情事にふけっていた。

ところが、このアパートにはあるルールーがある。

部屋に客を連れ込まないと大家と約束して借りているのだ。

何と、アンドレアと激しく交わっている最中、ドアをノックする音がする。

「最悪」

せっかく最高潮に…というところで

その大家がノックしているのだ。

「ポエットさん」

大家が呼んでいる

「出ないと 大家さんよ」

しかし、下になっているアンドレアは諦めない。

「ダメよ」

拒むリディアを押し倒し、今度はアンドレアが上になる。

「中にいるでしょ」

大家の憤る声を聞いた2人は、慌ててベッドから飛び起きた。

そして、何とか服を纏うと窓へと向かう。

「まさか、誰かいるの?」

もう大家にバレる寸前だ。

「いえ 禁止ですよね」

時間稼ぎにリディアが返事をした。

「また、会おう」

雨樋に掴まっているアンドレアが囁いた。

「あなたは好きだけど 窓から帰らせない女を探して」

リディアはそう言うと、彼に別れのキスをした。

「じゃあね」

そして、リディアは脱走するアンドレアの無事を確認すると、

急いで玄関ドアを開けた。

「ご用は?」

すると、そこには大家と初老の女性が待っていた。

「何事です?」

リディアは、状況が呑み込めず驚いた。

「この女性が話したいと」

「弁護士のポエットさん?」

「そうです 借金が?」

3ヶ月前に弁護士になったばかりのリディアに

弁護士の依頼が来るとは思ってもみなかったのだ。

「いいえ あなたは費用の安い弁護士だと聞いた 男性より安いと」

その女性によると、

息子がバレリーナ殺しの罪で逮捕されてしまい、

冤罪だから助けて欲しいというのだ…

続きは本編で!

只今こちらの動画配信サイトでご視聴頂けます

(配信は投稿時のものとなります)  

Netflixで今すぐ観る

 

勝手に私見考察

実在のポエットは、1883年に弁護士名簿から排除されてから、

37年後の1920年、彼女が64歳のとき弁護士名簿に復帰することが許可された。

ついに法的に再び弁護士として認められたのだ。

その後、ポエットは93歳の生涯を終えたが、

実際に彼女が弁護士として活動していたかどうかは不明である。

 

しかし、ドラマで描かれているポエットは、こうした試練の中でも

最先端の実にカッコイイ女性として描かれ大活躍する展開。

しかも、コメディタッチで本格サスペンスと面白い。

個人的には、彼女のドレスやアクセサリーなどファッションも見所だった!

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