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【海外ドラマ:クィーン・メアリーseason1】REIGN⑤いよいよクライマックス(18話~最終話まとめ)

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今回紹介するのは クィーン・メアリーseason1

宗教について

私には、さっぱり分からない複雑なキリスト教の歴史ですが、カトリック、プロテスタントの抗争が物語の中にも何度も出てきます。

何故、宗教戦争が起きるのか…ちょっと私なりに調べてみました。

簡単に纏めてみたいと思います。

興味の無い方は、あらすじからどうぞ!

ヨーロッパでは、16世紀頃から宗教改革が起こり始めます。まず、キリスト教は党派が分かれヨーロッパの東西へ各々広まって行きました。主に西側で、カトリックが広まります。そして宗教改革によってプロテスタント勢力が次第に大きくなっていきました。
ここでカトリックとプロテスタントの違いを簡単に上げてみます。

カトリック

  • ローマ教皇が最高権威 豪華絢爛
  • 神父、聖職者は厳しい戒律(禁欲)がある 男性のみ
  • 聖母マリア崇拝
  • フランス、イタリア、スペイン等ラテン諸国に信者が多い

因みに、BBC ドラマ【ファーザー・ブラウン】はカトリックです。

プロテスタント

  • ローマ教皇反対派、自由主義 質素
  • 牧師、教職者 結婚可 男女共可 
  • 聖母マリアに対し崇拝しない、マリア像ナシ
  • イギリス、アメリカ、ドイツに信者が多い

因みに、【ミス・マープル】の牧師館の殺人はプロテスタントです。

まず、厳しい戒律に対し必ず異を唱える人が現れ、またローマ教会の腐敗も重なり非難の声が上がる→賛同者が増える→宗教は生活に根差している為、信者間で拒否反応が起こる→争いが始まる コレ発端。
カトリックでは、厳しい戒律の為、有名な魔女狩りも起こったりしました。
宗教戦争の根本には、信者の信仰に対する情熱が行き過ぎ、狂信的になる人々が一定数います。

それが次第に政治利用されていく訳です。

ドラマのスッコトランドで起きている争いは、こうした一連の宗教改革の流れによって対立が激化している様子が描かれています。

日本では、カトリックのイエズス会が有名ですね。

しかし、秀吉、家康は厳しくキリスト教を禁止しました。この禁止のやり方に批判はありますが…

この状況を鑑みれば禁止は正しかっと私は思います。

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只今こちらの動画配信サイトでご視聴頂けます

(配信は投稿時のものとなります)      

 

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あらすじ 18話~最終話

EP18

アンリによって無理やり結婚することになったバッシュとケナ。

それでもバッシュは、せっかく結婚したのだからと祖母の形見を結婚指輪としてケナに渡します。

ずっと不満気だったケナも「ロマンティックね」と指輪をはめて嬉しそうでした。

ローラとジュリアン卿の結婚式は、宮廷内で華やかに行われました。

ローラが妊娠している事を受け入れてくれたジュリアン卿ですが…彼には、何か隠し事がありそうです…

それでも、ローラは幸せいっぱいでした。

ジュリアン卿は「相手が君だから。秘密も恥もない。2人でともに人生を歩もう」と2人は喜びを分かち合いました。

ケンカからぎこちなかったメアリーとフランソワも、この晴れの日にはダンスを楽しみます。

その頃、宮廷にメアリーの異母兄弟マリ伯のジェームズ・スチュワートが訪れました。

そして、彼はスコットランドが窮地に陥っているとメアリーに報告します。

スッコトランド摂政のメアリーの母マリー・ド・ギーズは、側近にフランス人ばかり登用していました。

スコットランドのフランス化に多くの国民が不満を抱き、メアリーにスッコトランドの治世をして欲しいと支持されている…メアリーに帰国して欲しいと頼むのです。

祖国を思うと居ても立ってもいられず、メアリーはフランソワに帰国の話をしますが…

不安定な祖国に行かせることに、フランソワは反対します。

フランス優先か…スコットランド優先か…2人の意見は平行線のままでした。

ローラとジュリアン卿は、初めての朝を迎えます。

ローラは、急いで式を挙げた為、家族にも会っていない事や、新婚旅行の話をしますが、ジュリアンは落ち着くまでここに居ようと話をはぐらかします。

そして、ローラの持参金を早く欲しがるジュリアン…

ローラは、結婚早々ジュリアンへの不信感を抱き始めます。

バッシュとの結婚から、アンリは執拗にケナに迫るようになりました。

そこでケナは、バッシュから貰った結婚指輪を見せつけます。

ところが、事もあろうにペネロープが、その指輪を欲しがったのです。

争いを避けたいケナは仕方なく渡してしまいます。

しかし、バッシュはペネロープから取り返そうとしますが、ケナが必死で止めました。

すると、アンリとペネロープは広間から出て行きました。

バッシュは納得が行きませんが、ケナに諭され怒りを抑えます。

しかし、カトリーヌには、ペネロープを追い出す策があるようです。

ケナに力を貸して欲しいと声を掛けました。

カトリーヌは、どんな策を仕掛けるのでしょうか…

一方のローラは、ますますジュリアンに疑念を持ちます。

いったい、彼は何を隠しているのでしょうか…

長文の為                                                続きを読む方はクリック↓をお願いします

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EP19

スコットランドでは、プロテスタント勢力が勢いづき城が包囲されたと、メアリーに知らせが届きます。

メアリーは母を助ける為にスコットランドへ援軍を送りたいと考えます。

フランソワはカトリーヌから資金援助をもらい私兵を募ろうと提案しました。

しかし、カトリーヌの元には別の知らせが届いていました。

そこへ、激怒したアンリが部屋へ入ってきます。

イングランド女王がエリザベスを次期国王として指名したのです。

その事でフランスからの援軍は絶望となってしまいました。

そこでメアリーは、叔父のギース公へ援軍を送って欲しいと手紙を書きます。

ところがギース公の評判は悪く、とても信頼できる人物ではないとフランソワは反対でした。

しかし、誰も助けてくれない状況で、他に選択肢がありません。

宮廷にギース公の軍隊が到着します。

それを知ったカトリーヌは「何てことしたの」と怒ります。

ギース公は、宮廷から追い出された過去がありました。

王家の敵だとカトリーヌは言います。

ギース公の軍隊をメアリーとフランソワが出迎えます。

ギース公はアンリの病の噂も知っていました。そして、宮廷内での宰相の地位を交換条件とし援軍を出すと言います。

しかし、国王に反発し追放されたギース公に、もう一度地位を与える事など出来ません。

フランソワとギース公は言い合いになってしまいました。

メアリーは国王に提案すると、何とかその場を治めます。

メアリーは、スコットランドを救う事は出来るでしょうか…

EP20

19話の中で、結局スコットランドに援軍を送れなかったフランソワに対し、メアリーが2つ約束して欲しい…というシーンがありました。

1つ目の約束、出来ない事を約束しないで欲しい…フランソワも言いたい事はあったのでしょうが、こらえてたシーンです。

夫婦あるあるですよね!

思わず 分かる、分かるわ~その気持ち…と若い夫婦に感情移入してしまいました。

その後の2つ目の約束で止めを刺されましたね~生きて戻って来て…涙腺崩壊シーンでした。

それでは、EP20の始まりです。

フランソワは、カレー戦線付近のフランス前哨陣地に到着します。

しかし、敵軍の襲撃を受けた後で陣地のフランス軍は疲弊していました。

このまま攻撃が続けば守れないと、フランソワは戦況を聞きます。

しかし、フランソワは進軍を提案します。

現在の兵力では無理だと、兵士たちは皆反対しました。

しかし、フランソワは反対を押し切り城の奪還作戦を命令します。

その頃宮廷では、スコットランドに送るはずの援軍をカレー戦線に送った事に、メアリーは愚痴をこぼしていました。

夫婦って大変ねとこぼすメアリーに、聞いていたグリアは、特殊な夫婦だけどとメアリーを和ませます。

メアリーは、緊急の書状を読みカトリーヌへ資金援助を依頼することにします。

しかし、カトリーヌはカレー戦につぎ込んでいるから、これ以上は出せないと依頼を断りました。

メアリーは、カトリーヌの隠し資金を出して欲しいと懇願しますが、王女が弱みを見せるなとカトリーヌに叱責されてしまいます。

部屋に戻ったメアリーは、隠し通路の入り口が少し開いている事に気づきます。

そこにジョン・プリボーという男が立っていました。

ジョンは裏の世界では有名な男です。

メアリーは、カトリーヌの隠し資産を盗むようにジョンに依頼したのです。

すると「2日以内にお持ちします」と言ってジョンは消えていました。

ジョン・プリボーはどうやって隠し資金を盗むのでしょうか…嫌な予感しかしませんが…

EP21

カレー戦で勝利を治め祝福に迎えられて、フランス軍は帰還しました。

フランソワは、歓声を浴びます。

フランソワはメアリーの姿を探し、2人は無事の再会を喜び合います。

そんな中で、アンリはイングランドの王女の死の知らせと後継者がプロテスタントである事を非難し、新たな女王に相応しいのはメアリー・スチュアートだと宣言してしまいます。

メアリーは、王位継承権の争いを考えると不安で仕方ありません。

フランソワもその気持ちを理解していました。

何よりもメアリーとエリザベスは親戚同士です。

メアリーは、フランソワに問います…どんな決断でも私を支持すると、今でもそう?

「君の味方だ。裏切らないよ」フランソワは答えます。

メアリーは、エリザベスに手紙を書く事を決意します。

バッシュは、bloodwood(血の森)でダークネスを探し続けていました。

すると茂みから人の手が見えます。

そこに冷たくなった少年が倒れていました。

少年が握っていた笛を吹くと、突然少年が目覚め、バッシュを見ると少年は逃げ出そうとします。

バッシュは、少年を捕まえ名前やダークネスの事を聞き出そうとしますが、少年は何も答えません。

メアリーがエリザベスに送ろうとした密書を

最低3人は見ると…ギース公は手に入れた密書を見せます。

メアリーは、イングランドとの友好関係を結ぶため、王位継承権を永久に放棄すると手紙に書いていました。

ギース公は、ここでは通用しないと咎めます。

アンリは、密かにイングランド侵攻の計画を進めていたのです。

カトーリーヌに誘惑部隊から報告が入ります。

ある日、ローラとジュリアンの新居に、ジュリアンの叔父バルトスが訪れます。

いよいよ、ジュリアンの秘密が明らかになります…

最終話

夜明け前、王命により中庭へ宮廷に居る家族、貴族、家臣の全員が集められます。

人々は怯えていました。

アンリの暗殺未遂から、衛兵を刷新し今から犯人を仕留めると言い出します…

神のお告げが…剣に朝日が当たり犯人を示すと…人々は一斉にうつむきます。

アンリは昨日告解をした者は…と人々に聞きます。

すると1人の男が名乗り出ました。

「覚悟するといい」と言うなりアンリは、男を殺してしまいます。

それを見たフランソワは、メアリーとカトリーヌの暗殺計画を止めてしまった事を後悔します。

フランソワは、カレー戦で自分を助けたレイスと宮廷で再会します。

怪我を負ったレイスもすっかり回復しました。

フランソワは、土地や屋敷の証書をレイスに渡していました。

お礼を伝えるレイスに、フランソワは命の恩人だと挨拶して、片想いの女性を口説けよと言い残して、公務の為宮廷を後にします。

その頃、アンリは恐ろしい計画を立て、宴で実行するつもりでした。

フランソワを毒殺しメアリーと自分が結婚するという恐ろしい陰謀です。

アンリは、馬上槍試合と2隻の軍艦による模擬戦へメアリーを主賓として誘います。

そして、今後は親しくしようと言い出します。

アンリは、外出しようとするフランソワに夜宴には戻るよにと念を押しました。

異様な様子のアンリに、カトリーヌは不安を抱きます。

ローラは、宮廷へ戻る途中でお産が始まってしまい、通りすがりの家へ立ち寄ります…

宮廷では、いよいよ馬上槍大会、軍艦ショーが始まってしまいます…

父と子の争い…死ぬのは誰か…最終話はドロドロの展開です。

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勝手に私見考察

ハア~長かった!22話は流石にきつかったです…

殆どフィクションだろうと思っていましたが…

意外や意外、ちゃんと史実の出来事も描かれていたり面白かったです。

例えば

フランソワが「母にフォークを使う練習しろと言われて練習している」というシーンがありました。当時のフランスは、王家でも手づかみで食事をする習慣だったそうです。そこで、イタリアから嫁いだカトリーヌが、ナイフやフォークをフランス国内に広めたといわれています。
イタリア軍に宮廷を占拠された回では、カトリーヌが幼い頃、人質となった彼女を教皇軍が救いに来たと言うシーンがありました。実際のカトリーヌは早くに両親を亡くし、ローマ教皇が後見人でした。そして、彼女が人質となった時に教皇が救い出し、アンリ2世との結婚を決めたのも教皇だったのです。
実際にノストラダムスは、家族をペストで亡くしています。また、ノストラダムスだけペストに感染しなかったというのは、ドラマの中でノストラダムスが言っていた通でした。

以外とふ~んと思って観ていたら、ホントの話だったのね…という展開!

season2は冒頭からペストの感染が広がり大変な事態となります。

メアリーはフランソワ不在の宮廷で混乱を治めなくてはなりません

そして、フランソワはローラと子供を無事に救えるでしょうか…

(これは全くのフィクションですが)

season2に続く

※メアリーとフランソワは、今後悲劇的な結末が待っています。私的には、それを観るのが辛いため、いつかseason2を観ることが出来たら…また投稿したいと思います。

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